中国の自転車シェア企業「ofo」は、2014年に北京大学の大学院生だったDai Wei(戴威)が学内プロジェクトとして始動し、瞬く間にユニコーン企業となった。しかし、創業から4年が経過した今、倒産の危機に瀕している。 中国メディアはDaiが社員らに向けて書いたメッセージを入手し、公開した。そこには、彼がここ1年キャッシュフローの問題で巨大なプレッシャーに苦しみ、破産申請を考えたこともあったと述べられている。アリババが支援する同社は、ここしばらくの間、外部資金を調達できていない。 「ユーザーにはデポジット金を返却し、サプライヤーには支払いを行ない、事業を継続していかねばならない」とDaiは述べている。 12月4日に北京の裁判所は、Daiが抱える負債を理由に、彼を政府のブラックリストに登録していたことが明るみに出た。この命令により、Daiは政府の許可なく車や不動産を購入することを禁じられ、子供
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