9月22日の午後6時。週が始まったばかりの月曜夜にもかかわらず、東京都渋谷区のある会議室は大勢の若者が詰めかけ、熱気にあふれていた。 会議室ではあるイベントが開かれていた。潜在転職者と企業をインターネットを介して結びつけるサービスを手掛けるウォンテッドリー(港区、仲暁子CEO=最高経営責任者)が仕掛けたイベント「リアル・ウォンテッドリー」で、700人を越える若者が集まった。20~30代が中心で、転職を考える人が7割、新卒採用として入社を検討する学生が3割を占めた。 IT(情報技術)系やベンチャーを中心とした46の企業がブースを構え、来場者に自社をアピールする。概要を見れば合同の転職フェアのようだが、会場の雰囲気はまるで学園祭だ。通常の就職や転職のイベントならば、企業がブースを設けて用意した資料を見せ、来場者に会社説明をする光景が一般的。だが、このイベントでは企業も個人も、その多くは用意した
![企業も注目!増える「共感転職」:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)