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ブックマーク / lepantoh.hatenadiary.org (13)

  • 「やりがいのあるブラック職場」とのお付き合い――月130時間残業、300時間労働の何が私を苦しめたか―― - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That

    こんばんは、岩瀬坪野です。このたび、晴れて超忙しい職場から離脱したので、更新再開します。はや5年目に突入した「無言の日記」をどうぞよろしく。 さて、この1年半、普通の人がなかなか体験できないようなかなりの長時間労働を体験したのでそれについて綴ろうとおもう! ■長時間労働だからこそ体はおそろしく元気 まず、若さの甲斐あって長時間働いてもなんとかなった、というか風邪を引いたり疲れて動けないということはあまりなかった。というかむしろ土日は平日の夜分も過密なスケジュールをこなし人と会うようになった。しかしそれは80〜100時間残業の頃で130時間くらいの時は当然土日も出社するわけだけど、それでも月に2度ほど土曜日の朝少し遅れて出社→友人と用事をこなし、カフェで駄弁る→帰社して終電まで働く、というのをやったことがある。あれはたしかゴールデンウィークだな(5月の土日で休んだのは1日だけだった)。とにか

    「やりがいのあるブラック職場」とのお付き合い――月130時間残業、300時間労働の何が私を苦しめたか―― - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That
    laiso
    laiso 2008/09/01
  • 無言の日記−五月の庭 同人誌はなんで「パロディ」として語られないのか、とか(高橋×望月感想)

    さて、わたしは文学生でありつつもここでは漫画研究のひと、という位置づけなので、漫画の話も交えつつ、昨日書ききれなかった感想を書く。拝聴して、高橋さんと望月さんは、すれ違ってはいなくとも、立ち位置が全く逆だと感じた。そして私は望月さんのいる立場に親和性を感じる。 高橋さんの話を乱雑にまとめるとこのようになる。 小説でも評論でもなく、小説家が小説について語るのは、小説論という新しい第三のジャンル。 文学に詳しい読者ではない「一見さん」の読み方の礼賛。「新鮮な読み」「ゼロから読むこと」など。 それと 日の現代文学は世界一。 日では、古典がもはや現役ではない。だから現代文学が優れている。 日では、政治が既にアライブでない。だから現代文学が優れている。 実は、高橋さんは話し始めてすぐに文学部生がどれくらいいるのか挙手をさせて調べていた。そして「ほとんど……というか半分以上だね。」と述べていた、

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    laiso 2007/01/17
  • 無言の日記−五月の庭 高橋源一郎×望月哲男『テクストと読者 ―〈読み〉の在り方を問い直す―』講演会レポート

    1月14日日曜日に開催された講演会に(珍しく)行って来ました。私にとって高橋さんは一連の日文士パロの人、望月さんは『ドストエフスキーの詩学』の訳者さんという認識で、こりゃあ行かない訳にはいかんだろう、ということでお邪魔しました。教室には80名ほどの聴衆。 ■高橋源一郎パート 「日の現代小説は世界一」 しょっぱなから、この講演が早稲田大学文学研究会の中でプレゼンを勝ち抜いて決定したということに「厳正なプレゼンでの審査というのは文学的ではないですね」とか、「僕は〈テクスト〉という言葉が嫌いなんです」とか飛ばしまくりの高橋源一郎さんの1時間程度の語りをまとめました。 ◆ さっそく『百年の孤独 ニッポンの小説』の話に。「文学界」で連載している18回分がまとまっているパート1は「ニッポン近代文学100年の孤独」がテーマということ。あと3年、パート3まである。 「小説について語る」ということの特殊

    無言の日記−五月の庭 高橋源一郎×望月哲男『テクストと読者 ―〈読み〉の在り方を問い直す―』講演会レポート
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    laiso 2007/01/16
  • 無言の日記−五月の庭 - 『やおい小説論』は論文としてどうなのかしら?

    さてと、今年のベストをちゃちゃっと発表する前に恒例のDis行きますかって、当はねえ、こういう罵倒芸みたいなのもうやめたいんだけどねえ、まあ折角だから対抗言説をあげとくことにするわ。 やおい小説論―女性のためのエロス表現 作者: 永久保陽子出版社/メーカー: 専修大学出版局発売日: 2005/03メディア: 単行 クリック: 47回この商品を含むブログ (34件) を見るいろいろとお勉強しようと思ってやおい論を読んでみたんだけど、その中でも一番前評判が高かったのが「やおい小説論」だったのね。昨今はエンターテイメントと絡めたりされてる腐女子という存在、どうも軽めのメディアとの相性が良いみたい。きっと、やおい論やってる方はヤキモキしてると思うのね。だってやおいの人々ってやおい論すごく好きよね、作品論じゃなくて、なぜ自分たちがそういうものを愛好するのかって語りたがるの。それって良いことだと思う

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    laiso 2006/12/28
  • 無言の日記−五月の庭 大塚英志Disの論理展開が大混乱している件

    流れが良くわかんない人用つ タグ:大塚英志を含む注目エントリー いちおうコメントしときゅ。とにかく恐ろしく言葉が通らない状況になっているモヨンで、何でかって言うと言語を共有してないからだなこれ。 ちょっと待った、と思っているのは今だに〈内面〉説が変に意識されていることだなー。私は〈内面〉論のメチャクチャな発生にみる、大塚英志の論理的欠陥をもって〈内面〉というナイフを使うことの論理的な不可能さを書いてみたりしたので、これ以降議論において〈内面〉を語る際には何を以って〈内面〉とするのかをもう一度定義してもらわないと困っちゃったり。それに、少女漫画を切る千のナイフのうちなぜに〈内面〉なんて切れ味最悪切り口汚い面白みのないナイフを選ぶのかがわかんねーす。 ということでとりあえず 24年組的な「葛藤」や「内面」で切るならやおいを切るのはおかしい とか 大塚が24年組的なものを重要視しているとして、そ

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    laiso 2006/11/07
  • 無言の日記-五月の庭 〈内面〉論のメチャクチャな発生にみる、大塚英志の論理的欠陥

    たまたま吉隆明『マス・イメージ論』が手元にあるので、大塚英志が割と近年の彼の総括である『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』や『教養としての〈まんが・アニメ〉 講談社現代新書』などで少女漫画の通史を作成する際に用いる〈内面〉モデルの成立について少し書いてみる。『マス・イメージ論』の最終章「語相論」が大塚の引用元にあたるのだが、実際に読んでみると、事実の羅列ばかりでそれに大きな意味づけがされていない文章であることがわかる。ただし、一読してはっきりと分かるのは、この場合、吉は大枠では画像と言語の関係について考えていて、その中で、〈画像と言語が平準〉であるつげ義春、大友克洋、岡田史子、そして〈言語が微分化されている〉山岸凉子、萩尾望都、そして高野文子というグループを作っている。大塚は、吉の権威と、この文章の着眼点と、そしてその主張の薄さをうまく利用して自分のオリジナルの論を組み立てている。

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    laiso 2006/10/27
  • 男の子が女の子にトキメキまくる少女漫画の潮流「トキメン」を探れ! - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That

    自己紹介 lepantoh(以下lep):名前が二つある人は、魂が二つあると言います。そこで今日は対談形式で、岩瀬坪野さんとのインタビュー形式で話を進めていきたいと思います。 岩瀬(以下岩):こんばんは「夢見る学生」岩瀬です。好きな名前が2つあるキャラはイティハーサの一狼太/那智です。読者の皆様よろしくおねがいします。 lep:しょっぱなから微妙すぎるネタですが。さて、lepantohと岩瀬は同一人物なのですよね。 岩:はい。 lep:はてなでid取ったときは、idで呼び合うって知らなかったので、名前っぽくない変なidにしたんですけど。 岩:こっちは逆にmixi登録用の名前でしたね。それがなぜか便宜上の名前になっていきました。こっちの名前の方が社交用なので心なしか丁寧……なはずです。 lep:あれですね。一人語りにも増して痛々しい行為ですが。 岩:なんとなくそんな気はしてたけど、でも、これ

    男の子が女の子にトキメキまくる少女漫画の潮流「トキメン」を探れ! - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That
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    laiso 2006/10/07
  • 上野千鶴子氏による「少年愛」読解を批評する(1):ミソジナスな「少年愛」を彼女が礼賛する理由 - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That

    これは、ひどいです。といっても、私は不勉強なので、もしこの文章に対しての反証がすでに成されいるなら教えて欲しいと思います。もし成されていないのだとしたら、その状況も相当に酷いのですが、同時に「これぞ少女漫画評論界!」って感じでもあります(オホホ)。あら、目の前に広大な乾いた荒野が見えるわ、頬をなでる風の気持ち良いこと。 以前、「暗くてよく見えん」少女漫画評論と「ジェンダーレス・ワールド」の話を書いた時、私はその問題が誰によってどう成されたかを先送りにしました。今日はその続きとして(前のは読まなくておk)、少女漫画評論がフェミニストによって、フェミニズムと同じ傷を抱えることになった状況をもう少し詳しく見ていくことにしましょう。 問題となるテキスト、「ジェンダーレス・ワールドの〈愛〉の実験」について 発情装置―エロスのシナリオ 作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1998/

    上野千鶴子氏による「少年愛」読解を批評する(1):ミソジナスな「少年愛」を彼女が礼賛する理由 - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That
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    laiso 2006/09/20
  • 「暗くてよく見えん」少女漫画評論と「ジェンダーレス・ワールド」の話 - 無言の日記−It’s Nothing, Don’t Mention That

    ◆山口論文に私が同調した当の理由は少女漫画評論が抱えるジェンフリ同様の問題にある さて、『バックラッシュ!』山口論文を読んでいて、「ああ、やっぱりなあ。ジェンダーフリーって、よくわからない成立をした、よくわからない概念なんだなあ」と思ってしまったのには理由がある。 ここで、昨日、山口論文の指摘した部分が少し手薄だったので補強しておくと、 ジェンダーフリーというのは草の根的な運動とは違って行政フェミニズムのなかで学者さんが決めたもので、新しい言葉を使いながら革新的とかいいつつも内容は今までの草の根歴史とそうはかわらず、 また実質的なバイアスよりも精神的なことを重視し、 さらにはそのジェンダーフリーという言葉がバーバラ・ヒューストンさんの論文タイトルを読まずに借りたもので、ヒューストンさんはむしろジェンダー・センシティヴを擁護する立場だった しかもその「内容未確認のままタイトルだけ誤読で引用

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    laiso 2006/09/07
  • 2006-02-26

    今日知ったんですよ!もう爆笑。なんじゃこりゃ!はてなかわいすぎ! いちごのマークを目印に、渋谷に数十分滞在。日記で「今渋谷にいます!」といったら見つけて話してくださったdoukakuさん、Fuetaroさんどうもありがとうございましたーわんわん。 ブックマークでよくお見かけするアイコンなんか見つけると嬉しくなりますね。何故か渋谷にいっぱいわんこがおりますね。それはきっとはてなだからですね。 なんかでも、かかりきりで更新しないと会話は見逃すし、友達られた分に対応できないし(とりあえず友達られて→友達るの動作が面倒、なんかボタンとかついていればいいのに)、それだけに集中しなくちゃならないわりには重くて情報量少ないかも。でも友達できるよワンワン! スキビの感想だけ先に書きましたが、全体も一応残しておきますね。『闇の末裔』が載っているのにびっくり(別冊ふろく扱いだけど)。画面は割と白めだけど、こう

    2006-02-26
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    laiso 2006/03/02
  • 2003総括:少年は子宮になりうるか

    ネタバレを予告なく多分に含みますのでご了承ください 序 テーマ、動機 1、萩尾望都 24年組の少年について 2、吉田秋生 吉田秋生の少年とその変化 3、萩尾望都と吉田秋生 二人の作品においての死、異端、そして非少女の比較 4、なるしまゆり 萩尾望都との共通の指摘 5、性器を持った少年は父性と対立する? メッシュからアッシュへ 6、性器を持った少年が母性と対立するとき なるしま・レヴィについて 7、テーマの逆転――「少年魔法士」 萩尾からなるしまへ 8、母性からの脱出と母になる少年 萩尾作品の少年の進化 終・少年は子宮になりうるか なるしま・カルノについて 拙稿序の序 萩尾望都作品における救済者の性格も一部参考になるかもしれません 今年ネットを騒がせた二つの事件。長崎の12歳の少年は、「男は女になれると。あっこ(注・あそこ)なくなったら、女になれると言われて、ボクも同じことされそうになったも

    2003総括:少年は子宮になりうるか
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    laiso 2006/02/19
  • 2006-01-24

    萌えについてのテキストを読んでいた。ちょっとだけわかったかも。もはや女の子はトクントクンしないんだ。だってそうじゃないか?ホスト部でハルヒにトキめいているのはオレ様何様須王環様なわけだし、透にときめくのはキョン吉なわけだし、のだめだってNANAだってハニービターだって多分それで説明できる。けど、まだ手元にある漫画論を全部咀嚼していないのと、ハチクロ読んでいないので何ともいえない。っつーか、漫画のことばっか考えている場合じゃないっつーの>オレ。 一週間前にmixiの更新を止めてみた。とはいっても、そのかわりにはてなに注力したので、結局書いた文字数や消えた時間は大して変わらなかったのだけどね。最初の1、2日はいつもどおり何度かログインしていろいろと確認してしまうけれど、3、4日と次第とどうでもよくなってきて、マイミクの日記もチェックしなくなってくる。6、7日目にはコミュニティから有用な情報だけ

    2006-01-24
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    laiso 2006/01/24
  • 2005-10-25

    お部屋の大掃除+売る漫画仕分け。ブックオフに取りに来て貰います。 実は漫画をまとめて売るのは初めてです。ロストバージン。 今のところ80冊くらいあります。ちなみに売却予定の漫画を思いつく限り挙げてみると…… ブラックジャックによろしく、ドラゴン桜、バジリスク―甲賀忍法帖―、ホムンクルス、ヘルシング、不条理日記、スクールランブル、さよなら絶望先生、最強伝説黒沢、舞姫テレプシコーラ、百鬼夜行抄、ゴッドチャイルド、チキタ☆GUGU ――こうみるとやっぱり青年漫画が多いですねェ。私は少女漫画の次に青年漫画を読むようになったのですが(少年漫画ジャンプとハガレンしか読んでいないのよ)、どうも手元に残しておきたい作品というのが少ない気がします(IKKIとアフタヌーン掲載作品除く←絶望先生は?)。バガボンドも合わなくて売っちゃったし、ヘルシングもあまり好きではなかった。だから今回『無限の住人』が好きにな

    2005-10-25
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    laiso 2005/10/26
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