「コロナ禍」は収まるどころか勢いを増してきている。 高齢者の感染率は下がっているとのことで、ワクチンに一定の効果はあるようだが、変異株の流入は見えないところで進んでいる節もある。 今のところ目立った報道はないが、参加を拒否するアスリートは増えてくるのかもしれない。 そんな中でメダルラッシュに沸く日本を想像すると、なんとも滑稽に思えてくる。 批判に晒されて、関係者として働く人たちの気持ちは複雑なことだろう。 実は私もちょっとした形で携わっているのだが、関係者は本当に細かいところにまで配慮している。 しかし「利権」が絡んでくると難しい。 既にお金は出してもらっているので、それを賠償金という形で割り増して返すことは困難を極める。 債権を返上してくれれば済む話ではあるが、それは現実的ではない。 損失をどうするか。 国が被るのか。都が被るのか。 どのみち泥沼、 「オリンピック中止」などという荒唐無稽