従来の特区と比べ、国家戦略特区はどのような特徴がありますか? 従来の特区は、自治体・団体から計画を国に提案するという、いわばボトムアップ型の規制改革の取組です。一方で、国家戦略特区は、対象区域の選定に国が主体的に関わり、スピード感を持って岩盤規制を突破する仕組になっています。また、各区域ごとに置かれる国家戦略特別区域会議に、国・地方自治体・民間事業者が対等な立場で参画し、密接な連携のもとに区域計画を作成するという特徴があります。 国家戦略特区は、他の特区とどのように連携しているのですか? 国家戦略特区以外の特区制度には、「構造改革特区」と「総合特区」があります。 構造改革特区は、自治体からの提案により、実情に合わなくなった国の規制を緩和し、これまでは事業化できなかったことを特別にできるようにするものです。 総合特区は、実現可能性の高い先駆的取組を行う区域に、規制・制度の緩和に加え、税制・財