さて、これらを踏まえて、4大ブラウザーのJavaScriptパフォーマンスを計測してみた。 計測に使ったツールは、アップルのWebkit開発チームが公開しているテストツール「SunSpider 0.9」(http://webkit.org/perf/sunspider-0.9/sunspider-driver.html)を使用した。開発者によれば、実際にウェブアプリケーションで使われているコードを用いているのが特徴とのこと。APIやDOMを使ったパフォーマンスは測定されないため、実際にウェブアプリケーションを使ったときの体感速度と必ずしも一致するものではないが、十分参考になる。 なお、今のバージョンに比べてどれだけJavaScriptの処理が速くなったかを比較するため、IE7とFirefox 2のパフォーマンスも計測してみた。ただし、Opera 9.27はどうしてもSunspiderを完走