アニメが始まったと感じた瞬間 ――アニメ化のお話を受けたときの心境はいかがでした? 赤坂アカ先生(以下、赤坂):実は『かぐや』の連載を始めた当初からアニメ化は大きな目標でした。ラブコメはアニメの王道で、映像化しやすいジャンルの一つですよね。 マンガ家としてラブコメに挑むのであれば、最終的にはアニメ化を目指したいなとずっと思っていたんです。だから初めにお話をいただいたときは「よっしゃ!」という感じで(笑)、すごくうれしかったですね。 ――アニメの制作にはどのように関わられたのでしょうか? 赤坂:シナリオ会議に参加し、絵コンテやキャラ表もチェックさせていただきました。畠山(守)監督のビジョンを踏まえつつ、スタッフのみなさんの案に対して「こうすればもっと面白くなるんじゃないか」といった提案をさせていただく形ですね。また今はアフレコにも毎回参加しています。 ――アフレコでご自身の作品に声が吹き込ま