「家がなくても生きられる」ことが立証できたら面白いだろうなと思っていて、家のない生活を送っている。普段はスーパーカブに必要最低限のキャンプ道具を積み、気が向いた場所にテントを張って暮らしている。知人や出張先(?)の家に泊めてもらうこともあるし、稀に触れる人の優しさは心から感動する。もちろん良い部分ばかりではないけれど、自分がどこまで行けるのかを知りたいと思っている。 家のない生活を送る10個のメリットを考えてみた。 1・家に帰る必要がなくなる。 これが最大のインパクトだと思う。人間は食うものがあって雨露さえ凌げれば基本的に死なない。家賃のために仕事を続ける必要もなくなり、家に帰るために満員電車に乗る必要もなく、自分が行った先にテントを張って眠れば『家に帰る必要』がなくなる。どこまでも突き進んで行くことが出来る。 私(坂爪圭吾)と名前が似ている坂口安吾(同じ新潟出身)も言っている。「『帰る』