2019年7月27日、羅臼町峯浜町において、屋外で飼っていた犬がヒグマによって襲われる事案が発生しました。同日午前9時頃に飼い犬がいなくなっているとの通報が入り、直ぐに役場職員と知床財団職員が現地調査を行い、付近の草藪から当該個体とみられるヒグマの唸り声を確認。直後にヒグマ(1頭)が逃走し、当該個体がいた草藪から犬の死骸が発見されました。ヒグマが逃げ込んだ森林を捜索しましたが、当該個体の再発見には至らず。現在、現場周辺にワナを設置し対応しています。 羅臼町では7月10日にも飼い犬がヒグマに襲われる事案が発生しており、今年2例目となります。同一の個体であるかは現時点では未確認です。今回も糞を採取できており、DNA分析による個体確認を急いでいます。 広範な地域で飼い犬被害が再発する危険性が考えられることから、屋外で犬を飼育されている方は厳重な注意が必要な状況です。 発生日時:2019年7月27