雨の中、地震で崩れ落ちた屋根瓦を片づける人たち(19日午前9時15分、山形県鶴岡市で)=杉本昌大撮影 18日夜に最大震度6強を観測した山形県沖の地震は、北海道沖から新潟県まで続く「日本海東縁ひずみ集中帯」と呼ばれるエリア内で発生した。このエリアの海底は活断層が密集しており、鶴岡工業高専の澤祥(ひろし)教授(変動地形学)は「山形、新潟県境沖にある海底活断層が動いたと考えるのが自然だ」と話す。 ひずみ集中帯は、東日本をのせた北米プレート(板状の岩盤)と、大陸側のユーラシアプレートがぶつかりあってできている。北米プレートは別のプレートによって東側から押されており、日本海東縁部には東西から押し合う力が働いて、地震を起こすエネルギーとなる「ひずみ」がたまっている。 気象庁は今回の地震について、東西から押されてひずんだ地盤が、上下にずれる「逆断層型」との解析結果を発表した。 今回の地震では、揺れの強さ
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