青森県黒石市の夏祭りをテーマにした写真コンテストで入賞が決まった作品に写っていた女性がいじめを苦に自殺したと見られる女子中学生だったとして、主催者側が賞を取り消した問題で18日、遺族が「いじめをなくすきっかけにしてほしい」とこの写真を公開しました。 女子生徒は、青森市の葛西りまさん(13)で18日、遺族が写真を公開しました。父親の剛さん(38)によりますと、写真が撮影されたのは亡くなる10日前で、赤い傘を持ち着物姿で満面の笑顔の葛西さんが写っていて、撮影者の了解を取ったうえで公開したということです。 剛さんはNHKの取材に対し「娘の四十九日に賞をとったという連絡があり、元気な姿が写っていて喜んでいました。賞が取り消され残念ですが、一生懸命頑張って生きている娘の姿を見て、いじめをなくすきっかけにしてほしい」と話しています。 一方、主催者で黒石市の高樋憲市長は「事実関係や見解を整理したうえで、