来年1月から、英国の制度を参考にした「日本版ISA」と呼ばれる、投資優遇税制が始まる予定だ。これは、一人年間1百万円までの投資について、5年間、運用益に掛かる税金が免除される制度で、残高ベースで最大5百万円が非課税で運用できる。 それでは日本版ISAは、個人にとって、どのように使うのが、最も賢いやり方なのだろうか? 意外に思われるかもしれないが、この問いの答は、論理的に前提条件を追うだけで明快に導き出せる。 以下に、日本版ISAでの正しい運用方法を四原則の形でまとめてみた。 尚、以下の内容は、楽天証券ホームページの連載、「山崎元のホンネの投資教室」の第196回 日本版ISAでの正しい運用法(2013年5月10日)の一部と重複するが、最近、日本版ISAの運用法について、適切でないと思われる説明も出回っているようであり、正しい(と私が考える)説明をなるべく早く広く普及したいので、当ブログにも載