長生きの「リスク」を「安心」に変えるには!! 「長寿」が「長生きするリスク」に変わったのは、いつ頃からだろう。本来、日本では長生きは「おめでたいこと」であった。ところが、昨今は、喜んでばかりもいられない。 核家族化が進んだ結果、老後は金銭面や生活面で子供の世話にならず、自分自身で対応していく必要が出てきた。同時に、長生きで「老後資金が足りなくなる」恐れも。 寝たきりになったら、誰が看てくれるのか。介護が受けられる高齢者施設に入るには、いくら必要か。などなど、考えるときりがない。 だが、「心配していても始まらない」のも現実。 「心配の99%は、心配する必要のないものです」と、ある和尚さんが言っていた。 たしかにそうかもしれないが、現実には心配になる。その理由を考えてみると、ほとんどの心配は「分からない」ことが原因になっていると気付く。老後生活も同様だ。 実際に高齢者施設を見て、「自分には老後