AWSのコンテンツデリバリネットワーク(CDN)である「Amazon CloudFront」は、エッジロケーションからコンテンツを配信することで高速化をはかるサービスだが、エッジロケーションでLambda関数を実行できる「Lambda@Edge」を使うことで、エンドユーザのデバイスに適した画像変換を行ったり、A/Bテスト用にHTTPヘッダを制御するなど、エッジロケーションに近い場所のユーザに対してパーソナライズされたエクスペリエンスの提供が容易になる。調査によればCloudFrontユーザの4人に1人がLambda@Edgeを使っており、さらにLambda@Edgeで使われている関数の67%が「20ミリ秒以下」で実行されている。守屋氏は「レイテンシが重要なアプリケーションにおいても最小限のオーバーヘッドでサポートできていることのあらわれであり、エンドユーザのエクスペリエンスを向上させるため