サーバー向け軽量OS「CoreOS」正式版がこの7月にデビューした。CoreOSは、アプリケーションをOSごと簡単に初期導入できる今話題のOS仮想化ソフト「Docker Engine」に特化した専用OS。メモリーが1Gバイト程度のマシンでも十分試せる軽量さが売りの“クラウドOS”だ。Windows XP世代の中古PCであっても、その可能性を簡単に体感できる。実際にCoreOSのインストールから初期設定までを試してみた。 CoreOSは、OS仮想化ソフトの「Docker Engine」に特化したOS。Docker EngineはOSを仮想化して1台のマシンで複数のOSを同時に実行するためのツール群だ。アプリケーションとOSを合わせた実行環境(コンテナー)をイメージファイル化する機能を備え、アプリケーションの迅速かつ大規模な展開を可能にしている。開発元の米Docker社は、配布のためのクラウド
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