さきほど「DNSの浸透」に関して書いたのですが、それに対して「でもTTLを無視するDNSキャッシュサーバがいるから仕方がない」というような反応が一定数登場しています。 「浸透」の話になると、そのような話がほぼ必ず登場するのですが、実際に「この製品がTTLを無視する」とか「このISPで運営されているDNSキャッシュサーバはDNSプロトコルに違反している」という具体例をいまのところ見た事がありません。 「そういう困ったDNSキャッシュサーバも居るんだよ」とか「でもTTLを越えたあとも旧IPアドレスにアクセスあるもん」という感じの主張が多いです。 そんなところにsumikawaさんから以下のようなTweetを頂きました。 確かに、DNSの世界におけるTTL情報はアプリケーションには届かないので、権威DNSサーバのTTLを事前に小さくしたとしても、アプリケーションが持っているキャッシュは制御ができ