本稿「Apacheのチューニング」・・・ベンチマークとメモリ設定については今回が最終回になります。 前回では動的コンテンツを表示する場合にメモリを以上に消費していることがわかりました。 原因はphpが非常にCPUとメモリを消費していることです。 また、Apache自身、自身の動作が軽量であるがためにプロセスの同時実行制限がかなり緩めになっています。 これら設定がインストールされた状態のままで運用すると、同時アクセスが重なった場合やいわゆるF5アタックといったdds攻撃でサーバーが実質停止してしまう事態になります。 少なくともサーバーがページングのために処理が取られてしまって動作停止状態になるのは避けねばなりません。 Apache と phpのメモリ設定(default) CentOSの場合、Apacheの設定ファイルは /etc/httpd/conf/httpd.conf、phpの設定は