「緑のカーテン」とは、ゴーヤやヘチマのようなつる性の植物を窓の外側や壁際に植えたもの。いわば生きた遮光カーテンだ。この夏、東京電力管内では電力不足が予想されている。大幅な節電を求められることになりそうだが、緑のカーテンでエアコンの効率を上げればそれなりの節電になる。 それに、緑には人の心を穏やかにする効果もある。植物が日に日に育っていく様子を観察するのは楽しいし、花が咲いたり、実がなったりすると心がはずむ。遠出をしなくても自然と触れ合える、手軽なレクリエーションとしてもおすすめだ。 育てるものにもよるが、種をまいた植物が成長して緑のカーテンとして効果を発揮し始めるには、1か月くらいはかかる。真夏の暑さに向けて緑のカーテンを植えるなら、今が準備の始め時だ。 緑のカーテンが節電になるワケ ところで緑のカーテンを植えると、なぜ暑さをしのぎやすくなるのだろうか。日差しを遮るという点では、すだれや遮