この半年間、自分がこれまで知らなかった世界を見たいと思い、これまでの行動パターンを意識的に変えてきた。 「静岡方式」を視察に行ったり、いくつかの少年院や更生保護施設、児童養護施設を視察し、さらに少年院にて学習支援に継続的に入ることで、これまで見えていなかったことが見えつつあり、かつ自分に変化が見えてきた。 これまで私は、「選択肢が少ない人には選択肢を作ったら良い」「もし嫌だったら選択しなおせればよい」という考えをベースに動いていた側面がある。 「学校が嫌だったらいかなくても良い」 「別の教育機関を選んだら良い」 「仕事が嫌だったらやめたらいい。転職したらいい」 「自分で好きなことを選んだらいい」 もちろん新たな選択肢を作ってそれを選べるような仕組みをつくることは超大切。それでしんどい思いをしなくてすむ人もたっくさんいる。だからそれはそれで絶対必要。 けれど、それはもしかしたら「強者の論理」