自民党の石破茂政調会長は20日夕、札幌市内で講演し、柳田稔法相の進退問題に関連し、不信任、問責両決議案の対象として、既に検討中の仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相に加え、前原誠司外相やテロ捜査に関する文書流出問題を抱える岡崎トミ子国家公安委員長も検討するべきだとの意向を示した。 石破氏は「中国漁船衝突事件が起きた時の国土交通相は今の外相であり、それは一体どうなるのか。国家公安委員長もああいう人で本当にいいのか」などと述べた。 同時に「内閣自体がこれで良いのかということも示さないといけない」と指摘、「来年6月までに解散総選挙に持ち込む最大の努力をしなくてはいけない」と強調した。