国家公安委員長や民主党の副代表などを務めた、元衆議院議員の中井洽氏が、22日、東京都内の病院で胃がんのため亡くなりました。74歳でした。 この間、中井氏は、平成6年に羽田内閣で法務大臣として初入閣したあと、新進党の結成に参加し、旧自由党を経て、当時の民主党に合流しました。 民主党では、副代表や北朝鮮の拉致問題対策本部の本部長などを歴任したあと、民主党政権では国家公安委員長や拉致問題担当大臣などを務め、拉致問題の解決に向けて政府の態勢強化などに取り組みました。 中井氏は平成24年の衆議院選挙に立候補せず、政界を引退していました。 中井氏は22日深夜、東京都内の病院で胃がんのため亡くなりました。74歳でした。葬儀は近親者のみで執り行うということです。