競馬YouTuberとして一躍名を挙げ、各媒体に引っ張りだこの佐藤ワタルが、地方&海外レースを展望。若くして人並み外れた知識量、分析力を披露する。 ●格上挑戦の万葉S4着で激震走る 今年も12分の1が経過した。あと1ヶ月で3月だが、未だに暖かくなる気配はない。「寒がり」「末端冷え性」「インドア派」の三拍子揃った検量室前パトロール隊員は、セーターを二枚重ねしたにも関わらず、震えながら検量室脇のテレビで京都競馬を観戦していた。そんな中、京都10R・松籟Sに個人的に注目している馬が出走していた。7着だったサンマルホーム(牡8、栗東・山内厩舎)である。 話は戻って、2018年最初の中央競馬開催週。中山金杯やフェアリーSなど重賞レースも盛り上がりを見せたが、ある意味で場内がザワついたと言えば、日曜京都11R・万葉Sだった。出走馬の平均年齢はまもなく8歳に届くというくらい高齢馬が揃ったこの一戦。1着ト