神宮外苑の森は、自然のものではなく、最初から人工林だ なぜ、神宮外苑のイチョウ並木が美しいのかといえば、ずっと人間の手によって守られてきたからだ。あるときは植樹し、生長を待ち、場合によっては伐採する。人工林であるからイチョウ並木は美しいのである。原生林には原生林の美しさがあろうが、少なくとも、神宮外苑の森とは誕生から今日まで、ずっと人工林であり、これらを「守る」という意味は、伐採はダメということにはならないのである。 明治神宮外苑地区の再開発事業について、サザンオールスターズの桑田佳祐氏を始めとして、反対派の印象操作が続いている。反対派の印象操作を真に受けていては、せっかくの歴史と自然の再生事業がストップしてしまう。今、何が起きているのか。反対派の主張を紹介しながら、実態を述べていこう。 樹齢100年を超える樹木はこれまでも伐採されてきた 朝日新聞デジタルへ投稿された、平尾剛氏(スポーツ教