「ユダヤ商法に商品はふたつしかない。それは女と口である」この教えを実践したのが、日本マクドナルド創業者の藤田田だ。学生起業家として輸入業を手がけ、ハンドバッグやダイヤモンドなど女性をターゲットとしたアイテムを取り扱った。そののち、日本マクドナルドを創業。ハンバーガーを日本人の口に押し込み、大成功をおさめた。著書『ユダヤの商法』より、その原理原則をひもとく。 「ユダヤ商法に商品はふたつしかない。それは女と口である」 私は20年近い貿易商生活の中で、ユダヤ人から何度、この言葉を聞かされたか分からない。ユダヤ人にいわせると、これは『ユダヤ商法4000年の公理』なのだそうだ。しかも『公理であるから証明は不要』なのだという。 証明の代わりにいささか説明をつければ、こういうことだ。 ユダヤ人の歴史は、旧約聖書以来。〈『ユダヤの商法』初版発売年である〉昭和47(1972)年は、5732年にあたる。ユダヤ
メンタリストDaiGoの問題発言が今もなお炎上が止まらない。「僕は生活保護の人たちに、お金を払うために税金を納めてるんじゃない。生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽い。だからホームレスの命はどうでもいい」といった発言だ。それに対して「知識がないからだ」とか「優生思想に基づく発言だ」という批判がある。本当にそうだろうか? 近刊『人はなぜ「自由」から逃走するのか:エーリヒ・フロムとともに考える』(KKベストセラーズ)がロングセラー中の仲正昌樹氏に、この曖昧になっている批判の論点を整理してもらい、この騒動の問題の本質を捉えなおしてもらった。 「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」と発言したDaiGo氏。 八月七日、メンタリストのDaiGo氏がYouTubeに投稿した動画の中で、「僕は生活保護の人たちに、お金を払
「コロナ禍」はなぜ全体主義を呼び寄せているのか?(哲学者・仲正昌樹論考) 国民が「強いリーダー」を求めてしまう「落とし穴」と「人間の本性」 コロナ禍によって、リベラル・人権派とされる人たちまで、市民の基本的権利の制限を意味する「緊急事態宣言」やロックダウンを待望した。その決断を渋る政府首脳を無能呼ばわりし、反対する人たちを人殺し扱いをした。八月に入ってからも、緊急事態の再発出を要求する政治家や医師会幹部を英雄視して、決断できない政府を責める論調が続いている。さらに、経済を回すことを主張する人たちの側にも、“人命最重視派”を、日本経済を破壊する偽善者と見なして攻撃する傾向が強まっている。 これはいったい、社会と人間に今何が起こっているのか? 哲学者・仲正昌樹氏が新刊『人はなぜ「自由」から逃走するのか~エーリヒ・フロムとともに考える』(KKベストセラーズ、8月24日発売)で、「コロナ問題が人々
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