国道17号バイパスに通じる上尾道路のI期工事区間(上尾市小敷谷―桶川市川田谷=4・7キロ)が29日に開通する。国土交通省関東地方整備局が発表した。これにより国道16号、新大宮バイパスと立体交差する宮前インターチェンジ(IC=さいたま市西区)と圏央道桶川北本ICがつながり、県内全線開通した圏央道へのアクセスが向上。宮前IC-桶川北本IC間の所要時間が、国道17号を経るルートより約17分も短縮され、約16分になるという。 整備局によると、開通車線は4車線区間が0・3キロ、2車線区間が4・4キロ。これまでに宮前IC―桶川北本IC間の一部区間計6・3キロは開通している。 上尾道路は宮前ICから鴻巣市箕田までの20・1キロをつなぐバイパス道路で、国道17号の交通渋滞の解消などを目的に計画された。I期工事(計11キロ)はこれで完了。桶川北本IC―鴻巣市箕田のII期工事(計9・1キロ)は用地買収を始めて