(CNN) 日本で死亡事故を起こして有罪を言い渡され、服役中だった米海軍兵のリッジ・アルコニス受刑者が、米側に引き渡されて帰国の途に就いた。同受刑者の家族が14日に発表した。 米当局者は同日、アルコニス受刑者の身柄が米国に引き渡されたことを確認。カマラ・ハリス副大統領とジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)による直接的な働きかけを経て、身柄の引き渡しが実現したと説明した。同受刑者は、自国で残りの刑期を務めることを認めた国際協定に基づき、米国へ帰国する途上にあるという。 司法省当局者によると、アルコニス受刑者は帰国後、司法省の仮釈放委員会に出頭し、残る刑期をどう執行するかについて同委員会が判断する。この手続きには数カ月かかる見通しで、最終的に自宅軟禁となる可能性もある。 この問題について司法省はコメントを避けた。 アルコニス受刑者は2021年5月、過失運転によって2人を死亡させ、