【AFP=時事】(更新、写真追加)大統領選挙を3日後に控えたフランスの首都パリ(Paris)中心部のシャンゼリゼ(Champs Elysees)通りで20日夜、銃撃があり、警察官1人が死亡、2人が負傷した。警察が明らかにした。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が傘下の通信社を通じて犯行声明を出した。 【写真12枚】事件を受け走って避難する人々 仏内務省によると、事件は午後9時(日本時間21日午前4時)ごろに発生。銃撃犯は警察に向かって発砲した後、殺害された。 匿名を条件にAFPの取材に応じた警察筋は「銃撃犯は車で現場を訪れ、車外に出た。警察車両に向かって自動小銃を発砲し、警察官の1人を殺害、さらに走りながら他の警察官らを襲撃しようとした」と明かした。 普段は観光客と地元住民でにぎわう有名なショッピング街のシャンゼリゼは武装警察によって封鎖され、周辺の地下鉄駅も閉鎖された。現場に