本日の朝日の「耕論」に、湯浅誠氏が登場しています。中身は既に本ブログで何回も取り上げてきた話なのでいちいち紹介しませんが、同じことの表現方法に面白いのがあったので、 どんな立場になっても、やっているのは結局「角のないオセロ」のようなものだと実感しています。オセロでは角を取れば一気に多くのコマをひっくり返せますが、現実にはそんな角はない。一個ずつ地道に反転させていくしかないのです。 世の中に「ウルトラC」はない、ってことを、これまた根気強く地道に説き続けていますね。 考えてみたら、むかしの左翼活動家ってのは、オセロの角(管官制高地!)を奪い取って、世の中をひっくり返すんだなんていうことを口走っておったわけですが・・・。 若い人に良く聞かれるんですよ。「自分は何をすればいいですか?」と。世の中をがらがらと変えるような大きなことをやらないと意味がないと思っている人がいる。だから私は「限りある時間