最近、地震が多い。つくば市でも、震度4前後の地震の発生数は、例年に比べて多いのではなかろうか。近所の書店で標記の本を見かけたのですぐに購入して読んだ。 読んで見て、驚いた事が幾つかあるので、それらを簡単に紹介する。 (1)敗戦前後の数年間に、大きな地震が毎年のように発生していた。 以下に記すように、1000人を越える犠牲者の大地震が毎年のように発生している。この内の3件は戦争中であり、地震の発生そのものの報道が規制されていた。東南海地震の時、長野県諏訪市でも震度6に相当する大きな被害が発生していた。しかし、諏訪の市民は東南海地震のことは知らされず、戦後の長い間「諏訪地震」と呼んでいた。市民がこれを東南海地震によるものと知ったのは40年後の1984年であった。日本国民には知らされなかった東南海地震は、米国の新聞では報道されていた。 ・1943年9月10日 鳥取地震 死者1083人 ・1
カタルーニャ国際賞の授賞式で、スピーチする作家の村上春樹さん=スペインのバルセロナで2011年6月9日、ロイター 9日のスペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された作家村上春樹さんの受賞スピーチの原稿全文は次の通り。(原文のまま) 「非現実的な夢想家として」 僕がこの前バルセロナを訪れたのは二年前の春のことです。サイン会を開いたとき、驚くほどたくさんの読者が集まってくれました。長い列ができて、一時間半かけてもサインしきれないくらいでした。どうしてそんなに時間がかかったかというと、たくさんの女性の読者たちが僕にキスを求めたからです。それで手間取ってしまった。 僕はこれまで世界のいろんな都市でサイン会を開きましたが、女性読者にキスを求められたのは、世界でこのバルセロナだけです。それひとつをとっても、バルセロナがどれほど素晴らしい都市であるかがわかります。この長い歴史と高い文化を持つ美しい街に
3月11日に発生した大きな地震を、僕はオフィスで迎えた。 僕のオフィスはもともと活版印刷機を回していたビルなので、古いが大変に頑丈な作りをしている。ゆっくりと増幅しながら粘る揺れは、最初は水平方向に縦横に、次いで垂直方向を混ぜた立体的な揺れに変化して、オフィスを気持ち悪く揺さぶった。 僕のすぐ後ろの棚はシート(断裁等していない刷ったままの印刷物)を吐き出し続け、書棚は不恰好なダンスを踊っては壁にぶつかって音をたてた。重い原本棚が摺り足でせり出してくる。上司が「ついに来たか!」と叫んだ。 幸い社屋の損傷は軽微で、けが人も出ることはなかったが、総務部の判断で16時をもって社員は解散ということになった。その一方営業に出たきり連絡の取れない社員もあり、また顧客に呼ばれて出て行くものもあった。こんな時に営業にきたと得意先でアイドルになった営業もいる。 後に聞いたところでは東京西部と埼玉にある印刷現場
17日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、作家の村上龍さんが東日本大震災について「失った全ての代わりに日本人が唯一取り戻したのが希望だ」とした横浜市からの寄稿を掲載した。自らの小説で、若者が「この国には何でもあるが、希望だけがない」という内容の演説をする場面を挙げ、逆のことが起きたと述べた。 村上さんは、福島の原発事故の不安から東京を離れる人がいる一方「仕事がある」「友達がいるから」「チェルノブイリ級の事故になっても福島は東京から170マイル(約270キロ)も離れている」と残る人もいることを紹介した。 「私は今いる場所に家族や友人、全ての被災者と心を共にして残りたい。彼らが私に勇気を与えてくれるように、私も彼らをどうにか勇気づけたい」と記している。 避難所や東京での物資不足に触れるとともに「大地震と津波は多くの生命と財産も奪った。しかし繁栄に心を奪われていた私たちは希望の種を再びまいた。私は
「週刊女性」1月1日号(主婦と生 活社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 第57回(12/9~12/14発売号より) 先週、海老蔵事件の現場となったビルに取材に行った。問題のお店はクローズしてたので、他階のバーだ。もちろんその店も会員制だから、会員の知り合いに連れて行ってもらった。新宿中心の生活をしている私にとって、未知との遭遇であった。 1位「水嶋ヒロ 500万円寄付は『ありがた迷惑』」(「週刊女性」1月1日号) 2位「『波長の法則が事件を呼んだ――』江原啓之さん”オーラ”の再提言!」(「女性自身」12月28日号) 3位「『京料理』名料亭に”反省なき”電話……『病室に弁当3つ、至急な!』」(「女性自身」12月28日号) 水嶋ヒロの”小説”ネタは、どうしても気になってしまう。出
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