玄葉外務大臣は、韓国のイ・ミョンバク大統領が日本海にある島根県の竹島を訪れたことを受け、11日午前、外務省の幹部らと追加的な対抗措置を協議し、竹島の領有権問題について国際司法裁判所への提訴を検討していくことを明らかにしました。 韓国のイ・ミョンバク大統領が10日、韓国の大統領としては初めて島根県の竹島を訪れたことを受け、玄葉外務大臣は直後に韓国のシン・ガクス駐日大使を外務省に呼び、厳重に抗議するとともに、10日夜、韓国駐在の武藤大使を一時帰国させました。 そのうえで大使の帰国だけでは不十分だとして、11日午前、外務省の幹部や武藤大使らと追加的な対抗措置を協議しました。 その結果、竹島の領有権の問題について、国際司法裁判所への提訴を検討していくことになりました。 協議のあと、玄葉外務大臣は記者団に対し、国際司法裁判所への提訴について、「そう遠くない時期に行いたい。これまでは、政府内に日韓関係