韓国のパク・クネ大統領は、来月ソウルを訪れる村山元総理大臣との面会を検討しており、過去の植民地支配と侵略に対し痛切な反省を表明したいわゆる村山談話が、日韓関係の基礎となっているとする立場を、両国の世論にアピールするねらいがあるとみられます。 村山元総理大臣は、韓国の野党の国会議員の招きで、来月11日から3日間の予定で、ソウルを訪れることになっています。 これに関連して、韓国政府関係者は、15日、パク・クネ大統領が村山元総理大臣との面会を検討していることを明らかにしました。パク大統領は、今月6日に行った記者会見で、日本との関係は、日本政府が、過去の植民地支配と侵略に対し、痛切な反省を表明した村山談話などを継承してきたことを基礎に続いてきたとしたうえで、日本側で、談話を否定する言動が出ていると非難していました。 このため今回ソウルを訪れる村山元総理大臣との面会が行われれば、村山談話などが、日韓