家を不在にしている間に忍び込まれる、空き巣被害。 複数の窃盗事件で、12月7日に判決を受けた男。 捜査関係者などによると、空き巣だけで生計を立て、総額5000万円以上の盗みを繰り返したというんです。 なぜ男は10年近くも逮捕されず、金品を盗み続けることができたのか? そこには、男が独自に作り上げた驚きの“おきて”がありました… 12月7日の福岡地方裁判所・飯塚支部。 窃盗などの罪に問われている飯塚市の無職・満井典彦被告(41)に判決が言い渡されました。 ◆裁判官 「被告に懲役2年6カ月を言い渡す」 捜査関係者などによりますと、満井被告は2013年から空き巣に手を染め、2021年6月に逮捕されるまでの約8年間にわたり、飯塚市や宮若市の民家などで盗みを繰り返していました。 満井被告が関与した空き巣事件は、分かっているだけで243件、その被害総額は5000万円を超えています。 裁判で満井被告は、