ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (19)

  • 壊滅度別の業界リスト(新型コロナ編) - Chikirinの日記

    COVID-19, 新型コロナの感染拡大による実体経済への影響について、様々な業界の“壊滅度度合い”を独断と偏見でレベル分けしてみました。 <壊滅度5> 企業の存続が不可能になりかねないほどの壊滅度 旅行業界 旅行会社、クルーズ船会社、観光バス会社の他、個人ガイドさん、旅行グッズのレンタルショップ、免税店、土産物ショップなども ホテル、旅館 借金して不動産を購入し、民泊やってる人も大変そう 観光施設、レジャーランド 百貨店 旅客運輸産業 航空会社、空港、新幹線など。ただしこれらの企業は倒産ではなく、ほんとに成り立たなくなれば国営化なんだろうと思います。 日語学校、留学支援エージェント 海外からの労働者斡旋会社かな 飲店、バー、クラブ 銀座の花屋や美容院など、飲接待業に携わる人が使っていたサービスも含む 風俗業界 エンターテイメント産業 スポーツ業界、音楽業界(コンサート関連)、ライブ

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  • 時代の大きな変わり目が来てます - Chikirinの日記

    ここのところ、大企業の中高年リストラが相次いでて、ネットでもリアルでも話題になってます。 朝日新聞も退職金 6000万円で 45才以上の大量リストラを発表してましたが、存在自体が危ぶまれてる新聞社はともかく、 朝日新聞、45歳以上の大量リストラを発表、退職金は上限6000万円https://t.co/Vk3t2Ickan https://t.co/Vk3t2Ickan— Share News Japan (@sharenewsjapan1) December 4, 2019 最近あいついでリストラを発表しているのは、必ずしも業績が低迷している企業ではありません。日経の記事によると、 19年1~11月に希望や早期退職を実施し、募集や応募の人数を公開したのは、上場企業(子会社含む)36社で計1万1351人だった。(中略) さらに20年以降も、味の素(100人程度)やファミリーマート(800人程

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  • 同一労働 同一賃金 - Chikirinの日記

    同一労働・同一賃金に関して、「街頭インタビュー」を行いました。 レポーター:「同一労働・同一賃金について、どう思いますか?」 通行人A:「同一労働同一賃金が実現していないのは、日の大きな問題です! 正社員と非正規の社員では、同じ仕事をしていても貰える給料が全く違います。 その上、片方はボーナスもあり雇用も守られていて、年金から保険まですべての福利厚生を享受できるのです。 一方で、非正規雇用の人は賃金も上がらないし保障もない。ひどすぎます。“同一労働・同一賃金”大賛成です!!」 レポーター「熱いご意見をありがとうございます!ところでAさんのご職業は?」 通行人A(ややムッとして)「僕ですか? 自動車工場で期間工やってます。 もう 7年もね。入ったばかりの正社員よりよほどスキルはありますよ。 でもそれもあと数週間だけの話です。なんせ契約は今月末までなんでね。(ためいき)」 レポーター「なるほ

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  • メモるべきはインプットではなくアウトプット - Chikirinの日記

    昨日メモの取り方についてつぶやいたのですが、けっこう大事な話をしてるので、補足や、その後にいただいた質問への回答を含めまとめておきます。 まずはテキスト抜粋版から(自分のツイートなので、読みやすいよう改変してます。実際のツイートは後半に貼っておくので、RTしたい方はそちらをご利用ください) ★★★ あたしはメモはとるよ。 てか、メモらないとすぐに忘れる。「最近は」なのか「昔から」なのかよくわからないけど、メモらずに(大事なことを)漏れなくぜんぶ覚えておける人ってすごいと思う。 一方、対談とかインタビューを受けると、ほぼ100%録音されるんだけど(もちろん許可をとって)これは当に意味がわからない。 あたしは自分が取材をする側、インタビューする側の時は、いっさい録音しない。 理由は、録音データをあとから聞いたり(文字興しされたものを)後から読む時間が無駄だから。 インタビューや取材は、してる

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  • 日常生活に見る人手不足 - Chikirinの日記

    昨日、ひさしぶりにファミレスに行ったんだけど、土曜日の夕時ということもあって長蛇の列。 諦めて他の店に向かう人もいるけど、そうもできないのが小さな子供連れ。 騒ぎがちな子供をつれていると、静かなお店には行きにくい。メニュー的にもお手頃価格で子供が喜ぶモノが揃ってるファミレスで順番を待つしかない。 なんで混んでるかといえば、オペレーションがまわってないから。 入口近くでリストに名前を書いて 4組の客が待ってるけど、テーブル自体は 4組分、既にあいている。 ただ、テーブル上には前の客がべ終えた器がまだそのまま。 アルバイトが足りず、急がしくて器をかたづけられない。だから客は入口で延々待たされる。 働いている人達はもちろん一生懸命、働いている。 でも彼らの立場にたてば、入口で並んでいる客が諦めて他の店に向かってしまっても、正直、なんも困らない。 彼らの大半は時給で働いてる。 ヒマでも忙し

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  • この一冊 2015年から2016年へ - Chikirinの日記

    今年もあと一週間で終わりですね。 今日は「新しい年を迎えるにあたって、ぜひ読んでおきたい一冊」をご紹介します。 それは、ロバート・アラン・フェルドマンさんによる日経済についての分析、そして提言であるコチラ ↓ 日経済の問題点と可能性を超わかりやすく解説する凄腕エコノミストのフェルドマンさん。彼が書いたこののクオリティは、前書き冒頭の一文に凝縮されています。 経済学とは何かと訊ねられれば、「希少資源の最適な利用の学問」と答えます。 さらにその目的は「希少性からくる争いを減らし、世界を平和にすること」と言えるでしょう。 国や人間が争ってきた歴史を振り返り、世界の現状を見れば、争いが希少な物や足りない物が原点になっている場合が多いことが分かります。 水や石油、べ物や環境など、希少資源や希少商品をどうやって公正配分し、どうやって希少性を解消するか、それを考えるのが経済学です。 奇しくも今

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  • 才能が半減する時代 - Chikirinの日記

    ここ何年か、ヨーロッパの国際音楽コンクールやバレエコンクールで日人が上位入賞というニュースを聞くことも増えたし、 スポーツでも錦織圭選手がグランドスラムの決勝戦に残り、フィギュアスケートの羽生結弦選手は圧倒的なパフォーマンスで金メダル、水泳王国も復活してるっぽい。 そういうの見てると、 「最近の日人、すごい!」とか、 「10代から続々と世界に通用する才能が!」と嬉しく感じたりするわけですが、 その一方で、こんなの長くは続かないよね、とも思えます。 ピアノやバレエ、バイオリンなどに関しては、国が豊かになってからの年数が重要なので、ようやく日でも小さな頃から専門的なレッスンを受けられる環境で育った世代がでてきたってことだし、 水泳にしてもスケートにしても、日のあちこちにプールやリンクができた時代より後に生まれた世代が活躍を始めてる。 日経済のピークは 1990年なので、地方まで豊かに

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  • 大企業のほうが成長できるとか完全にウソ - Chikirinの日記

    「大企業は人を育てる余裕があって研修制度も整ってるから、最初は大企業に入ったほうが成長できる」とか、未だに寝ぼけたことを言ってる人がいて驚く。 20年前の話ならわかるけど、「大企業のほうが成長できる」なんて、今や完全にウソだよね。 「大企業のほうが、周りの人が優秀だ(から成長できる)」って? それも 20年前の話、親が若かった頃の話じゃない? 「いきなり起業」や「海外就職」はもちろん、日で就職する場合でも、ベンチャーとか外資系企業とか NPOあたりで働いたほうが、最初の 3年間の成長は明らかに早いはず。 てか、倍とか以上のレベルで差が付くってことくらい、両方を知ってる人には火を見るより明らかですよ。 少なくとも「大企業に入ることができる人」が持ってる選択肢の中では、「大企業」はおそらく、最も成長スピードが遅い選択肢だと思う。 大企業ってのは「成長スピードは遅いけど、他にいいところもあるか

    大企業のほうが成長できるとか完全にウソ - Chikirinの日記
  • 自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記

    まさかと思いますけど、「自分の強みを活かして勝負する」のが「いい作戦だ!」と思ってる人はもういませんよね? この「自分の持っている価値あるものを活かして○○する」という発想法のリスクや限界については、しっかり意識しておいたほうがいいです。 だってこれ、あきらかに「供給者視点」であって「消費者視点」じゃないでしょ。 そこが致命的なんです。 ↓こう書けばわかるかな。 供給者視点=自社の持つ圧倒的に優れた技術を活かして、商品開発! 消費者視点=消費者が熱狂するほど欲しがるものを、世界中から他社の技術を集めてでも開発! どうですか? 前者と後者の典型的な会社名、すぐに思い浮かぶでしょ? 前者は「差別化が大事」とか思ってるけど、後者は差別化なんて気にもしてない。 「差別化」ってのは対競合の視点であって、対顧客の視点の言葉じゃないから。 競合と顧客、まずはどっちを見るべきなのか、よくよく考えたほうがい

    自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記
  • 仕事の超基本スキル その3  問題は解くモノです - Chikirinの日記

    仕事の超基スキルとして、下記のふたつを挙げてきましたが、 その1)マルチタスク・マネジメント その2)生産性の高い伝え方の修得 3つめは、「問題は解くモノだと理解すること」です。スキルというより態度というか、姿勢ですね。 仕事の中で、問題を「避けるものだ」とか、「あってはならないものだ」と思っている人がいます。 前者は問題を起こさないようにするため、ひたすら意思決定を先延ばして一切のリスクを取ろうとしません。だから問題も起こらないけど成果もあがらない。 一方、後者の人は問題を隠蔽したり、見ても見ぬ振りをしたり。時には部下を叱りつけ、「ばかやろう、問題をおこしやがって!」と怒鳴ったりもします。 これって両方とも大事なことがわかってないよね。根的に間違えてます。 そもそも仕事とは、「問題を解決する」ことなんです。 だから「問題が起こる」のは大前提。 売上げが予想通り上がらない、売上げは上が

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  • 「稼ぐことの価値」を示せていない私たち - Chikirinの日記

    今に始まった話ではなく、もう何年もそうなんですが、知人友人と話していてよく話題になるのが、「最近、分配側に興味を持つ人が多すぎだよね」という話。たいていの場合、嘆息とあきれ顔と共に耳にします。 ご存じのように経済活動には「価値の創造」と「価値の分配」という2つの側面があります。「価値創造」とは、文字通り経済的な付加価値を創造することです。 新幹線が発明されれば、従来の特急より高い料金でも、その切符を買おうという人がでてきます。これは、それだけの付加価値が創造されたわけです。よく効く薬が創られて、今までの何倍もの値段で売られるのも同じです。便利グッズ、求められていたサービスなど、あらゆる分野で日々新たな価値の創造が行われ、それが集まって経済成長が実現します。 一方、大半の社会、国は、それら生み出された価値を「再配分する」制度をもっています。最初に価値が創造された時、その価値の対価を受け取る人

    「稼ぐことの価値」を示せていない私たち - Chikirinの日記
    leonfossil
    leonfossil 2012/05/14
    分配できないビジネスモデルやのに、分配するから、人件費まで削るはめに。行き着く先はブラック。
  • 大企業を辞めるという合理的な選択 - Chikirinの日記

    高度成長期以来つい最近まで(大半の人にとっては今も?)、大企業(公務員含む)に入社し、ずっとそこにいるというのは「合理的に考えて一番トク」な道だったと思います。 ・金銭的な報酬が圧倒的に高い。(給与も退職金も企業年金も) ・磐石に安定してる(大企業だという理由で政府や銀行が潰さない) ・雇用も守られているし(日解雇規制が存在するのは日系の大企業だけ) ・仕事おもしろい(名刺力も抜群、資力も大きい) ・加えて様々なチャンスがあり(海外勤務とか大きなプロジェクトなど) ・世間の評価も圧倒的に高く(合コン市場や親戚間において) ・成長機会も多いし(留学や研修などの制度が充実) ・福利厚生も充実してる と、いいコト尽くめです。これじゃあ起業したりベンチャーや中小企業に行くより、大企業を目指すのが「合理的に正しい選択」だと、ちきりんでさえ思います。 しかしながら最近、そういった大企業にいった

    大企業を辞めるという合理的な選択 - Chikirinの日記
  • 一番大事なこと - Chikirinの日記

    それは、「自分がどう生きていきたいか」を理解しておくこと、そして選んだ道に自信を持つこと 「なんとなく」とか「成り行きで」ではなく、 「事情があるから」「仕方なく」でもなく、 こういう生き方がしたいから、 こうやって生きています! と言えること 世間の多数派や、現在のトレンドと違っていてもなんの問題もないです。 なんでもいいから、「自分はこれがいい!」と確信できる道を。 自分の選択について、他者に評価してもらう必要はありません。そんなの超無意味。 人生は選択の連続で、「何かを選ぶこと」は、「何かを選ばないこと」だから、 自分が選ばなかったものをいつまでも振り返らず、 選んだ生き方を楽しみましょう。 大事なことは「自分がどう生きていきたいか」わかっていること。自分自身がその選択に自信をもっていること というわけで、 私は今年もちんたらと・・・ そんじゃーね。

    一番大事なこと - Chikirinの日記
    leonfossil
    leonfossil 2012/01/04
    決断のとき、一番よい選択はわからないが、振り返って一番よかったとは、言えるかな。だって、決断のときが大切ではなく、決断した後どこまでそれにコミットできるかやもん
  • リピートがすべて - Chikirinの日記

    最近ホテルはもちろん、レストランでも「お客様の声をお聞かせください」という紙をよく見ます。いわゆる「顧客満足度アンケート」ですね。 ちきりんがこれ系のアンケートを見ていつも思うのは、まず最初に聞くべきは 「このサービス(施設、商品など)を利用されるのは何度目ですか?」 「次回も(or○年以内に)このサービス(施設、商品など)をもう一度利用しようと思いますか?」 という質問だと思うのだけど、案外見ないもんです。 2番目の問いはたまに載ってるのもあるけど、大半のアンケートは機能やサービス、価格など様々な項目について「とても満足した」から「とても不満」までの5段階で評価しろという形式が多く、最後に「総合点では?」と聞かれます。 確かに個別の機能やサービス項目ごとに満足度を聞けば、結果が出たとき「何を改善すればいいか」が明確になるので、アンケートの作り方として悪くはないと思います。 けれど、実際に

    リピートがすべて - Chikirinの日記
    leonfossil
    leonfossil 2011/12/11
    トップ営業は、また会いたいと思わせる何かを持ってる。そんな人を採用し続けたい。その為には私が、そうでなきゃ!
  • もうひとつのゼロベース思考 - Chikirinの日記

    よく聞く「ゼロベース思考」の意味は、「固定観念や既成概念にとらわれることなく考えましょう」というもので、ちきりんも『自分のアタマで考えよう』の中で「知識と思考の分離」と称して同じことを言っています。 ですが、「ゼロから考える」という思考手法には、もうひとつ重要な側面があります。それは、「既存制度を前提とせずに、あるべき論(あるべき姿)を考えよう」というものです。 自分のアタマで考えようposted with amazlet at 15.11.10ちきりん ダイヤモンド社 売り上げランキング: 2,304 Amazon.co.jpで詳細を見る → Kindle 版 → 楽天ブックス たとえば税制について考える時、「消費税が低所得者に不利というのはホントなの?」と考えるのが前者です。 「消費税は逆累進的だから低所得者に損な制度」というのは“常識”らしいので、それに「ほんと?」と疑問を投げかける

    もうひとつのゼロベース思考 - Chikirinの日記
    leonfossil
    leonfossil 2011/12/09
    こうあるべきを考える人は多い(コンサル系?)けど、その上で実行できる人(起業家?)は、少ないとおもふ。
  • 「誰が言ったか」ではなく、「何を言ったか」が問われる時代へ - Chikirinの日記

    BLOGOSというサイトをご存じでしょうか。 2年前に開設されたネット・メディア、オピニオンブログのポータル・サイトで、多くの個人ブログとオリジナル記事によって世の中のニュースを伝えています。ちきりんのブログエントリも、その多くが BLOGOSに転載されています。 昨日、第一回 BLOGOS AWARD 2011 というイベントが開かれ、部門ごとに 6つのブログが賞を受賞しました。その中で、この「Chikirinの日記」は、“大賞”を受賞しました。 大賞の受賞理由として、「著書を出版したり、大手メディアでの連載を持つなど、多くのブロガーにとって、ひとつのロールモデルになったこと、また、オピニオンブログの地位向上に多大な貢献をされたこと」とか、「匿名でありながら非常に信頼感があるエントリー」などと言っていただけ、とても感激しました。 これもすべて継続的にちきりんの日記を読んでくださっている皆

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  • 時代と共に幸せに - Chikirinの日記

    何かの手違いで(?)「イトーヨーカ堂 成長の源流」というを読んだ。イトーヨーカ堂の元常務の邊見敏江さんという方が書かれた。 イトーヨーカ堂成長の源流 作者: 邊見敏江出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/11/16メディア: 単行購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (1件) を見る ヨーカ堂社史と、“業務改革”というあの会社独自のオペレーションについての紹介、を足して2で割ったみたいなですが、同時に著者・邊見さんの自分史という側面ももっており、各所に“時代背景”が見えて、それがとても興味深かった。 の“帯”は、イトーヨーカ堂の名誉会長の伊藤雅俊さん。いわく「商人・経営者として私が大事にしてきた「お客様第一」「従業員第一」という創業期の理想を邊見さんが具体的な形にまとめてくれました。」と。 正直、邊見さんなんて誰も知らないでしょ? でも、イトーヨ

    時代と共に幸せに - Chikirinの日記
    leonfossil
    leonfossil 2011/11/06
    母が面接に同席。今じゃ「あり得ない就活談」みたいに話題になるやろな。
  • 摩擦回避か生産性重視か。コミュニケーションのトレードオフ - Chikirinの日記

    何かについて議論する時、コミュニケーションの生産性を優先すべきか、それとも、できる限り摩擦を避けるべきか、というトレードオフが発生します。 たとえば、ランチについて 3人で相談するとき、全員が摩擦を避け、「なんでもいいよ」と自分の好みを言わないまま済ませようとすると、「何をべに行くか」という結論を出すのに余分な時間がかかります。 一方、ひとりひとりが「オレはなんでもいい」「オレは和中華がいい」「オレは和だけはイヤだ」と自分の主張を明確にすれば、「じゃあ、中華にしよう!」とすぐ結論がでます。 このように、個々人が主張を明確にした方が結論は早くでます。つまり、コミュニケーションの生産性が高くなるのです。 でもこのやり方では、それぞれの意見の違いが明確になるため、それを嫌がる(=できるだけ避けたがる)組織や個人も存在します。 個人や組織の性格によって、どちらを優先すべきかという志向が異な

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    leonfossil
    leonfossil 2011/10/25
    やや古いが、こういうのを上手くできる人を空気がよめると言われる。もちろんできない人は…
  • 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記

    最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル

    将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記
    leonfossil
    leonfossil 2011/10/24
    大企業中小企業とわず、ひかれたレールを走るだけの人間は、遅かれ早かれポイされるやろね。
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