謎と批評に関するlepantohのブックマーク (6)

  • 『ONE PIECE』における正義と信念の問題 - on the ground

    宇野常寛『ゼロ年代の想像力』(早川書房、2008年)を読んで私が感じた最大の不満は、同著が90年代後半以降のサブカルチャー作品を多数採り上げ、漫画『DEATH NOTE』を新時代の「決断主義」を象徴的に描いた作品として詳しく取り扱いながら、同時期に漫画界のトップランナーであり続けた作品であり、『DEATH NOTE』と同じ『週刊少年ジャンプ』に連載されている『ONE PIECE』への言及を全くと言っていいほど含んでいないことであった。 当ブログではこれまで『DEATH NOTE』と『20世紀少年』を採り上げ、ともに正義にまつわる問題との関連で論じたことがある。両作品を比すと、前者よりも後者の方が思想的な重要性が大きく、内容もより複雑であったが、『ONE PIECE』は内容において両作品よりも遥かに明快でありながら、思想的には最も尖鋭な領域にまで踏み込んでおり、三作の中で最重要の作品と言って

    『ONE PIECE』における正義と信念の問題 - on the ground
    lepantoh
    lepantoh 2009/10/07
    違うと思う。ルフィが信念とやらを発露させるのは仲間の命がかかった時だけで、国などには興味がなく(アバラスタ、空島編)、ストーリーが無理やり国助けさせているだけ。彼には悟性がなく、前に突き進んでいるだけ
  • 男が嫌いなんじゃなくて、貴女が好きだから。「ひだまりスケッチ」の独自な百合空間 - たまごまごごはん

    WEB拍手より。 明けましておめでとうございます、いつも楽しく拝見させていただいております。 今年も様々な漫画の情報や感想を楽しみにしています! 昨年はこのサイトを見なければ触れる機会がなかったであろう作品が多々ありました。 特にみつどもえとロリ系のエロ漫画(特に関谷あさみ先生)は ここのレビューを見なければ間違いなく買ってなかったと思います。 話は変わりますが、ひだまりスケッチ4巻で新入生が入ってきましたが、 たまごまごさんは、乃莉×なずなorなずなor乃莉どちら派ですか?(ちなみに私は後者です) ひだまりは巻がすすむごとに百合濃度が濃くなっていくのでたまりません。 4巻では男性の新キャラや男子生徒もけっこう出ているのですが、 逆にそれが男子が介入不可な百合空間を強固にしている気がします。 うめ先生恐るべし…! おまけの夏目漫画を読むと、いつかうめ先生には4コマじゃないガチの百合ストーリ

    男が嫌いなんじゃなくて、貴女が好きだから。「ひだまりスケッチ」の独自な百合空間 - たまごまごごはん
    lepantoh
    lepantoh 2009/01/08
    801も同じで「男じゃなくてお前だから好きなんだ」が最高の告白文句かつゲイ差別になってる。リアルな女子高生を求めつつリアルビアンを求めない不思議。「天動説」的に「第4のセクシャリティ」主張とかウンザリ。
  • Hatena ID

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    Hatena ID
    lepantoh
    lepantoh 2008/12/11
    だめだ。動かされない、背景分析だけじゃ。何故エロなしの青年漫画じゃなくて、エロマンガを読まなくちゃならないのか中身を述べてくれないと。ルサンチマンが見れるのはエロマンガだけ!とかなんとかあるんでしょ?
  • 永久保陽子『やおい小説論―女性のためのエロス表現』 - Eskandar d’Esfahan

    博士(文学・専修大学)学位請求論文。 やおい小説研究にまがりなりにも入りかけた人間として、やおい小説研究はついに博士号が出るまでになったかという感慨をいだかざるをえない。しかも書は、これまで多々出版されてきた読者と作者をめぐる社会学的分析、クラスタ的分析ではなく、テキスト分析の方法による論文である。これまでの作者・読者をめぐる社会的コンテクストに準じての議論の多くは、当にやおい小説=テクストを読んだのか?という疑問を抱かせるものであったし、読んでいたとしても安直な思いつきじゃないか?と疑わせるような結論に失望せざるをえなかった。そして文学的な視角からはほとんど無視されてきたのがやおい小説であり、やおい小説をめぐる研究は、社会学の独壇場であったといえよう。論文は浅薄な社会批評とは一線を画し、方法としてのテクスト批評にかなり自覚的である。当然、やおいマンガとやおい小説の差異についても考慮

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かししてを読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…

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  • 竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉・承前 - 宮本大人のミヤモメモ(続)

    『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』は、著者の「あとがき」によれば、「日下(翠)さんの助言と励ましによって成った学位論文を平易に書き改めたもの」であり、「当初のプランから文は約三分の二、図版は約二〇分の一に削ってある」と言われます。そしてその後に竹内氏はこう付け加えています。「だが、研究の精神は削っていない」。 前回のエントリでは、元になった学位論文もまた、博士論文の水準にはほど遠いものであるという前提で話を進めてしまいましたが、もし『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』と元の学位論文の間にかなりの違いがあるとすれば、出版されたヴァージョンがいかにひどいものであれ、博士論文の方はそれほどでもなかったのでは、という疑問を持たれた方もおられるのではないかと思います。今回は、その点について検証していきたいと思います。 このを通読して上記の「あとがき」に接したとき、私が抱いた淡い期待は、この

    竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉・承前 - 宮本大人のミヤモメモ(続)
    lepantoh
    lepantoh 2006/11/24
    引用部のひどさには同意しますが、先行研究に触れていない博論を他に知っているので保留です。
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