徹夜すると人間の脳の機能は低下し混乱するだろう。その状態において「妖精」というかなり複雑で容易には想像できない存在を認識するということは、次の仮設が導かれる。すなわち私たちの周辺には妖精や精霊の類にあふれているのだけれど、我々の脳の認識機能でそれらを除外しているというものだ。 「なぜ空気は透明なのか」という問いに対して、狩猟などの生活をする場合に、目標となる対象物を可能な限り効率的に認識できるように我々の眼や脳が進化したから、みたいな話を先日みた。なるほどと思った。ならば、現在のわれわれの生活に不要な存在は脳が除外している可能性がある。