iPhoneアプリ開発者にとって、プロモーションは非常に重要な意味を持っている。通常、アプリはApp Storeでの公開直後にダウンロード数のピークに達し、時間とともにゼロに近いレベルへと収束していく。このトレンドを打ち破り、販売数を伸ばすのは、メディア等のアプリ紹介に依る部分が大きい。ここで実際に、App Store公式ページで「App of the Week」として紹介されたあるアプリについて、紹介の前後でどうトレンドが変化したかをみてみよう。 「Uzu」の動作画面 この件についてレポートしているのは米Ars Technicaだ。サンプルとして紹介されているのはiPad版の「Uzu」というアプリで、App Storeで99セント(日本国内では115円)の有料アプリとして販売されている。これは環境アプリの一種で、マルチタッチ動作に応じて画面上の大量の小さな粒(パーティクル)が動きを少しず