Gnomeプロジェクトが、Webブラウザ「Epiphany」のHTMLレンダリングエンジンを、現在のGecko / WebKit併用からWebKitに一本化する方針を明らかにした。Gnomeの次期リリース「Gnome 2.24」では、HTMLレンダリングエンジンにWebKitのみを使用し、大幅に変更を施したEpiphanyの新バージョンが提供される予定。 Epiphanyは、統合デスクトップ環境Gnome標準のWebブラウザ。GUIツールキットにはGTK+を使用、独自のユーザインターフェイスを備えるが、HTMLレンダリングエンジンにはMozillaプロジェクトの「Gecko」を採用、Mozilla / Firefoxとの互換性を備える。2007年9月リリースのGnome 2.20では、SafariやAdobe AIRでの採用が知られるHTMLレンダリングエンジン「WebKit」もサポート、