NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2009年3月18日,MPLSベースのIP-VPNサービス「Arcstar IP-VPN」のオプションとして,IPv4/IPv6デュアル・スタック・サービス「IPv6デュアル」を3月23日に開始すると発表した。MPLSベースのIP-VPNでデュアル・スタックに対応したのは国内では初めてとしている。 同社は2007年9月からIPv6接続のIP-VPNサービスをトライアルとして提供してきた。今回の本サービスに当たり,IPv6とIPv4の両方を一つの回線で運用できるようにした(図1)。IPv4と別の回線を新たに契約することなくIPv6を使えるようにすることで,IPv6導入のハードルを下げるのが狙いだ。とくに最近は IPv4アドレス枯渇問題に対する意識の高まりから,将来に向けて社内ネットワークにもIPv6をテスト導入するニーズが増えているという。 料金面で