事実上の押収、時代に逆行する暴挙 日本の税関当局は、朝鮮からの物品の持ち込みを徹底して制限している。その対象は在日朝鮮人だけでなく、日本人にまで及んでおり、有無を言わせぬ当局の非人道的な対応と、それを指示する日本政府の朝鮮敵視政策に、世界各地から非難の声が挙がっている。 世界各地から非難の声 昨年11月、平壌で開催されたサッカーW杯予選朝鮮-日本戦を観戦して日本に戻った朝鮮学校生徒たちは、現地で朝鮮代表選手からもらったサイン入りのボールを押収されそうになった。そのボールが日本から持参したものだったため事なきを得たが、朝鮮側が日本人サポーターの入国と観戦で多大な便宜を図ったのとは正反対の卑劣な対応だった。 これを機に、日用品に至るあらゆる物品の持ち込みが厳しく制限されるようになった。 また、金正日総書記の葬儀に参列するために平壌に向かった総連の弔意団に対する監視、規制も厳しかった。総連幹部の