次期学習指導要領に盛り込まれる見通しの「アクティブ・ラーニング」。 改定作業にかかわる文部科学省の大杉住子・教育課程課教育課程企画室長(40)と、高校教員として実践し、現在は教員らにアドバイスしている産業能率大の小林昭文教授(63)に、必要性と導入の際の課題を聞いた。 知識と活動のバランスを 大杉 住子/文科省教育課程企画室長 将来、技術革新が進むと、今ある仕事の半分は自動化され、人間が行う必要がなくなると言われている。人間に求められるのは、高度な問題解決力や創造力だ。さらに、グローバル社会で、様々な文化を背景にした人と新しいものをつくる力も重要になる。 そうした力は、講義で知識を一方的に伝達する学習法で育むのは難しい。子どもが主体的、協働的に学ぶアクティブ・ラーニングなら可能だ。これまで進めてきた言語活動や総合的な学習の時間も同様の力の育成を目指している。 効果的に実施するには、知識の伝
![(8)生徒が教え合って問題解決…必要性と課題とは : 教育 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21ce3ee1c3df1293cbebde2cdb69844b52038708/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fimg%2Fyol_icon.jpg)