夏休みに子供たちが採集した植物の名前を調べる「植物の名前調べ会」が18日、都城市立図書館であった。自由研究の仕上げにしようと多くの親子連れが訪れた。【重春次男】 調べ会は、地元の「盆地植物愛好会」(内村仁子(よしこ)会長、約70人)が、小中学生に郷土の植物に興味を持ってほしいと企画。宿題の仕上げに追われる毎年この時期に開いている。 この日は親子連れら11組が標本を携えて訪れ、4人の会員が応対。図鑑を調べながら分類に協力した。ようやく名前を突き止めた子供たちは笑顔で、ラベルに名前を記録していた。 都城市立高崎小4年の永野彩夏さん(10)は、自宅の庭や近くの運動公園で採取した標本42点を持参。シロツメクサなどの見分け方を教わり「楽しかった。勉強になりました」と話していた。 調べ会は、19日午前9時半〜午後4時も同館で開く。