オランダ生まれの人気キャラクター「ミッフィー(うさこちゃん)」の企画展「美術館に行こう!」が10月12日から、唐津市近代図書館美術ホールで開かれる。ミッフィーが唐津市所蔵の美術品を紹介したり、作者ディック・ブルーナ(1927~)の作品や世界観を紹介する展覧会で、同図書館は「美術館を身近なものに感じてもらう企画にしたい」と話している。11月24日まで。 同展覧会は3部構成で、「見てみよう」では、十三代中里太郎右衛門の「叩き唐津」、近代日本美術の先駆者川村清雄の「御所車」など唐津市が所蔵する美術品15点を展示。絵本「うさこちゃん、美術館に行く」のストーリーに沿って、ミッフィーが“ナビゲーター”を務める。 「考えてみよう」は、ブルーナのこれまでの作品を通じ、彼の世界観を考察する内容で、会場には版画やポスター、文庫本のカバーなど約100点を飾る。「生誕68年」のミッフィーや、ブルーナの作風の変化も
武雄市図書館、石川県金沢市の金沢21世紀美術館、北海道旭川市の旭山動物園が10月に「文化施設連携パートナーシップ協定」を締結する。既成概念を打ち破る取り組みで人気を集める公共施設がスクラムを組み、文化、教育、創造をキーワードに地方都市の活性化策を発信する。3施設連携の観光振興も打ち出し、誘客につなげる。 3施設はいずれも市の施設で、従来にない市民に開かれた斬新な取り組みで新たな文化を創造し、集客力を高めている。協定には情報の共有と発信、事業や職員の連携などを盛り込み、互いに運営のノウハウなどを学び合う。 金沢21世紀美術館は、円形総ガラス張りの建物。無料のフリーゾーンを設けるなど、気軽に芸術を楽しめる施設として年間150万人を超える来館者がある。 旭山動物園は、動物の行動や生活を見せる「行動展示」の導入で注目を集める。ペンギンのプールに水中トンネルを設けるなど、動物が動き、泳ぎ、飛ぶ姿を間
自分だけの「鳥獣花木図屏風(びょうぶ)」を作ろう―。県立図書館と県立美術館は10日、福島市の両館で、同美術館で開催中の復興支援特別展「若冲(じゃくちゅう)が来てくれました―プライスコレクション江戸絵画の美と生命」に合わせ、本や絵画作品との出会いを楽しむイベント「アートなおはなしかい」を開いた。展示されている伊藤若冲作「鳥獣花木図屏風」にちなみ、参加した子どもたちが動物をあしらった「屏風」作りに挑戦した。 幼稚園児、小学生とその家族23組が参加。最初に同図書館で動物を扱った絵本の読み聞かせがあり、その後美術館の実習室で屏風作りに臨んだ。 子どもたちはさまざまな色紙を動物のかたちに切り取り、屏風に見立てた二つ折りの紙に貼った。動物の配置や構図を工夫しながら、自分だけの屏風を完成させていった。 (2013年8月11日 福島民友トピックス)
県立の図書館や博物館の在り方を検討する懇話会が26日、発足した。築50年が経過し、社会情勢が変化する中、時代に合った公共施設としてふさわしい「学びの場」について、九州国立博物館の三輪嘉六館長ら外部委員9人が2年をかけて議論する。 懇話会は三輪館長が委員長を務め、佐賀大教授、佐賀大生、大原美術館(岡山県倉敷市)の学芸主任や建築士らが委員を務める。 県立図書館で開いた初会合では、三輪委員長が「来たい人だけ来ればいいという考え方は昔の話」と問題提起。「アメニティーの充実は必須。休憩できないと、学びは継続できない」「その空間から何が生み出されるべきかまで考えたい」「県立である以上、県民全体にどうサービスできるかという視点も必要」などの意見が上がった。 会合後、三輪委員長は「建て替えすべきかどうかについて結論を出すのではなく、学びの場がどう変わっていくべきか意見を交わせれば」と話した。懇話会を設けた
臼杵市は、所蔵する歴史資料を展示する「市ミュージアム(仮称)」を、同市市浜の旧中国陶瓷(とうし)美術館を整備して設置する。来年4月のオープンを目指している。 同市は、絵図や古文書、典籍など数万点を市立臼杵図書館で保管。数が多く、調査が続いている。中には旧臼杵藩主・稲葉家から寄贈された、江戸時代~近代初期の絵図など1505点からなる「近世絵図資料群」(県指定有形文化財)や、同藩の重臣たちが書き残した「御会所日記」(同)など貴重な資料も多いが、これまで常設で公開できる場所がなかった。 中国陶瓷美術館は大分市の東九州石油が経営していたが、昨年閉館。市が土地・建物を購入、改修して、展示場として活用することにした。6月定例会に提案中の一般会計補正予算案に整備事業費2億5242万円を計上している。 市教委文化・文化財課は「歴史と文化が香る臼杵の新たな魅力になる。社会見学やワークショップなどで子供たちが
トップ > 富山 > 5月2日の記事一覧 > 記事 【富山】 図書館本館とガラス美術館 内部イメージを発表 Tweet mixiチェック 2013年5月2日 吹き抜けの空間を中心に開放的な雰囲気の完成イメージ 富山市長会見 富山市の森雅志市長は一日、定例記者会見で、同市西町の旧大和跡地に建設されるビルに入居するガラス美術館と市立図書館本館の内部イメージを明らかにした。 ビルは地権者でつくる再開発組合が建設。地上十階、地下一階建てで、延べ二万六千七百平方メートル。二~六階に市立図書館とガラス美術館が入居し、ほかの階に銀行が入る。 二~六階に斜めの吹き抜けをつくり、周囲に木材を配置して温かみを持たせる。美術館の棚はガラス壁で仕切り、作品を自由に鑑賞できるようにする。 環境に配慮し、建物南側の壁面には太陽光と緑化パネルを配置する。 ビルの起工式が十一日にあり、完成予定は二〇一四年度末。図書館と
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