「石垣市立図書館に行こう」を作詞・作曲した宇根底洋子さん(中央右)と編曲した大田将之さん(同左)、歌を担当した仲程玲さん(右端)、宮良りをさん(左端)=5日午前、同館 石垣市立図書館(野底由紀子館長)への来館を呼び掛ける歌「石垣市立図書館に行こう」が完成し、館内で5日開かれた「こどもの日」スペシャルおはなし会で初めてお披露目された。臨時職員の宇根底洋子さんが作詞・作曲、資料サービス係長の大田将之さんが編曲したもの。同館の特徴や良さが詰まった歌詞を、木琴の柔らかな音と軽快なテンポに乗せた曲調となっており、野底館長は「図書館をもっと知ってもらい、多くの人に来てもらいたいという職員の気持ちが歌に表れている。イベントなどでも歌っていければ」と喜んでいる。 宇根底さんがことし3月末、「図書館で会いましょう」(作詞作曲・弓削田健介)という歌を聴いたのがきっかけ。同館の良さを聞こうと、ことし1月から2月
「学びをつなぐ/つむぐ 学校図書館」をテーマにした学校図書館展(石垣市教育委員会主催)が16日、石垣市立図書館で始まった。27日まで。 八重山地区小中学校司書研究会が協力。研修会で学んだパスファインダーやライブラリー・ナビ、新任者研修会の演習で作った本立てなどの作品、竹富町の学校図書館司書の展示作品などを並べている。 同研究会のグループ活動で「中学生向けの展示」をテーマに取り組み、同展で作品を紹介している伊原間中の平安山めぐみさんは「学校図書館内でどのようなことをしているか分からない先生方も多いと思う。この機会に見にきてもらえたら」と笑顔。石垣中の久場良子さんは「とても勉強になる。ほかの学校からアイデアをもらえて来年度に生かせる」と語った。 見学した石垣中3年の久原望未さん(15)は「ほかの学校の展示は見たことがないので新鮮でおもしろかった」、根間海風(みかぜ)さん(同)は「切り絵がすごい
平真小学校(松原範夫校長、児童651人)の図書館司書の西原多壬子さんが、学校図書館で年間を通して行っている図書に関する展示を、授業のなかで紹介する試みを行っている。昨年12月とことし1月にかけて行った人権展では、学級ごとに授業時間に図書館に足を運んでもらい、人権や命の大切さなどについて西原さん自身が授業を行った。西原さんは「展示することで児童も興味を持ち、どんどん借りていくようになった」と話す。 西原さんは、児童たちが手に取る本が小説などの文学に偏っている点に着目し、文学以外にも幅広いジャンルの本を読んでもらおうと、展示の内容を充実。「人権」以外にも、昨年は5月に復帰、6月に戦争と平和、10月に宇宙という具合にテーマを設けていろんな本を紹介した。 自ら教壇に立った人権の授業では、マハトマ・ガンジーやキング牧師など人権運動に尽力した人物や開発途上国の子どもたちの現状などを紹介し、「一人一人に
寄付者の大島誠行氏(前列中央)を迎えて行われた石垣市ふるさと納税寄付金図書充実事業セレモニー=19日午後、大浜中 石垣市大浜出身で医療法人誠和会幸地クリニック院長の大島誠行氏の石垣市ふるさと納税基金への寄付に基づく図書充実事業セレモニーが19日午後、大島氏の母校、大浜中学校図書室で行われた。 同氏は昨年9月、学校図書の充実のため同基金に500万円を寄付。市教育委員会が市内の全中学校9校と同氏の母校、大浜小に図書購入費として配分。各学校で自然科学を中心とした図書の購入費に充てられる。 大浜中の図書委員らも参加して行われたセレモニーでは、市教委の玉津博克教育長が「図書の充実は子どもたちの豊かな心を育み、学力向上にも役立つ」と述べ、感謝した。 大島氏は「本を読むことで知識が深まり、人格形成につながる。いろんな本を読み、自分を磨いてほしい」と話した。 生徒を代表して図書委員長の船越大輝さん(3年)
市立図書館(吉見武浩館長)は石垣市まちづくり支援基金(ふるさと納税基金)を活用し、150万円分の児童書を購入する。 4月下旬に1期目として児童書約230冊が納入されており、すでに貸し出しが始まっている。 同館では、開館当初から石垣市内の保育所や幼稚園に行っている団体貸し出しにも購入した児童書を活用し、乳幼児期の読書環境の充実を図ることにしている。 現在、保育所16園、幼稚園18園で団体貸し出しが行われているが、まだ利用していない園もある。同館では「共働きなどで日ごろ図書館に来られない家庭が多く、子どもを迎えに来た時に絵本を貸し出しできるような環境をつくり、充実させていきたい。ぜひ利用を」と呼びかけている。 団体貸し出しは一度に100冊以内で、期間は最長3カ月間。問い合わせは同館(83-3862)。
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