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ブックマーク / active.nikkeibp.co.jp (5)

  • DevOps―プロセス・組織編―

    IT現場はいま、大きな転機にある。これまでのシステム開発・運用の進め方は限界に来た。すべてのITエンジニアは、利用部門も巻き込み、組織の壁を超えて協力し合おう。ビジネス効果が高いシステムを提供し続ける開発・運用の理想的な姿、それが「DevOps」である。

    DevOps―プロセス・組織編―
  • 開発と運用の連携深めて年間159件の障害を数件に

    「オープン系のサーバーを大量導入したころは、開発メンバーとしてシステムを次々に作っていた。しかし、次第に開発に専念できなくなった。稼働後のシステムに障害が発生し、原因追及や対策に追われるようになったからだ」 東京海上日動システムズで、現在は運用部門(運用業務に加え基盤の構築も担当)を主導する小林賢也氏(エグゼクティブオフィサー ITサービス部長、写真1)の回想である。同社は、2000年には159件/年も障害(ビジネスに影響が生じたトラブル、以下同)が発生するなど、以前はオープン系システムに障害が多発していた。そこで、運用や開発の進め方を見直すなど、同社としての「DevOps」に取り組み、障害件数を年数件にまで減らすことに成功した(図1)。小林氏の回想を基に、その軌跡を追ってみよう。

    開発と運用の連携深めて年間159件の障害を数件に
  • 負担軽減に協力し合い不信感を生まない関係作る

    これからDevOpsに取り組む場合、どのような進め方をすればよいのか。今回は、現場への取材を通じて浮かび上がった効果的な四つのステップを紹介する。 ステップ1 技術交流(互いの常識を知る) DevOpsの基は、Dev(開発)とOps(運用)が連携し、協力し合うことだ。その第1歩としては、手軽に始められる「技術交流」がうってつけだ。 「このシステムは番環境で動かすことができません」。クラウドサービス事業者のパイプドビッツで開発チームを率いる鈴木信裕氏(開発部 基盤開発部 部長)は、開発チームが作ったシステムを運用チームに引き渡そうとした際、相手からこう言われ拒絶されたことが何度かあるという。 一つのケースを紹介しよう。パイプドビッツでは開発チームが企画を立ててシステムを開発している。あるとき、複数システムで共用するメール配信システムを作ることにした。それまではクラウドサービスごとにメー

  • 7ジャンルのツール活用し、開発と運用の協力を強化

    出典:日経SYSTEMS 2013年2月号 pp.42-45 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 開発と運用の両チームが協力しながら、短いサイクルで機能追加や改修をして、情報システムを継続的に成長させていく。そんなDevOpsを実践すると、現場の負担が大きく高まる。 DevOpsでは毎月あるいは毎週、毎日のように機能追加や改修をしてリリースするが、そのたびに開発だけでなく、バージョン管理、テスト環境の構築、テスト、番環境へのデプロイなどの一連の作業を繰り返すことになる。さらに、開発チームと運用チームが一緒に集まるミーティングを増やす必要もある。 現場の負担が増えれば、どうなるか。忙しさのあまりミスが誘発され、システムの品質が下がる。その対応にまた手を取られ、次のリリースが停滞する。そうなるようでは末転倒だ。 そのためDevOpsの実践には、開発・運用支援

    7ジャンルのツール活用し、開発と運用の協力を強化
  • [運用を自動化する「Chef」]Rubyベースの手順書で管理

    出典:日経SYSTEMS 2012年12月号 pp.14-15 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) システムの設定・運用作業を自動化するオープンソースソフト「Chef」が注目を集めている。作業手順はRubyベースのコードで記述。その内容が管理対象サーバーに反映され、常に状態が維持される。開発担当者と運用担当者が協力して作業する「DevOps」に向く。 「Chefはなくてはならない存在」。こう話すのは、サイバーエージェントの並河祐貴氏(アメーバ事業部ピグディビジョン)だ。並河氏はオンラインゲームのアメーバピグ事業で、システムの設定・運用を自動化する「Chef」を利用している。2010年から徐々に適用を拡大し、今ではChefを使って約1000台のサーバーを運用している。「今年10月にデータセンターを移設した際、1日当たり200台ものサーバーの設定を変更した。そ

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