「Kotlin 1.2」では、KotlinコードをJVMとJavaScript双方で共有可能になっており、いったんビジネスロジックを書けば、バックエンドでもフロントエンドでも、Androidモバイルアプリケーションとしても利用できる。また、クロスプラットフォームのシリアライゼーションライブラリなど、コードの再利用性を高めるためのライブラリ開発も進めている。 単一のコードベースから、バックエンド、フロントエンド、Androidといった、複数のアプリケーションをビルドする仕組みである「マルチプラットフォームプロジェクト」は、プラットフォームから独立したコードと、プラットフォーム(JVMまたはJavaScript)固有のコードで構成されるcommon moduleを含む。 プラットフォーム固有のコードはプラットフォーム依存のライブラリの呼び出しが可能で、expected宣言によってcommon
