多くの植物は、ミツバチなどの昆虫が橋渡しの役割を果たすことで、受粉し実を結ぶ。ところがこのミツバチの数が減ってきているのだという。 「ある日突然、巣がガラ空きになっている」というような、原因不明でミツバチが大量に失踪するColony Collapse Disorder(CCD、蜂群崩壊症候群)は、日本だけでなく、アメリカなど世界中で増加している。 ハチの代わりに植物の受粉を促す“ハチ型ロボット” 植物が受粉できない状態が続けば、いずれ世界の食糧問題の要因ともなりかねない。この大きな問題に、Robert Wood氏、Kevin Y. Ma氏らを中心とした、ハーバード大学のSchool of Engineering and Applied Sciences (SEAS) とWyss Institute for Biologically Inspired Engineeringの共同チームが取り
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