<フィリピンの観光地セブ島に取り残された日本人留学生や観光客の脱出問題が浮上。急きょ民間による臨時便が20日セブから成田空港に向かって出発した> フィリピン中部のセブ島はビーチリゾートの観光地であり、またマニラ首都圏などに比べると治安が格段にいいこと、生活費なども安いことから英会話学校で英語を学ぶ外国人が近年増加している。そして中国人、韓国人などに交じって若者を中心とした日本人も約70校という現地英語学習に通っていた。 ところが今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、フィリピン政府は中国人、韓国人の入国制限、帰国勧奨を実施。このため中国人や韓国人の留学生は早い時期にそれぞれ本国に帰国した。 しかし、多くの日本人留学生は留まって勉強を続けていたところ、フィリピン政府が3月13日に語学学校などの休校も指示、全校が一斉に授業を中断して休校となってしまった。 困ったのは日本人留学生たちである。
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