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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (4)

  • 実際の核融合炉と発電の仕組み

    自然科学研究機構 核融合科学研究所 教授の高畑一也氏が、核融合発電の基礎知識について解説する連載。第2回では、核融合炉/発電の基的な仕組み、核融合炉に使われる主要装置について解説します。 連載の第1回では、地上で実現可能な核融合反応を提示し、この反応を実現するための条件、核融合発電の優位性と安全性について解説しました。今回は、実際の核融合炉(核融合反応を起こす場所)と発電の仕組みを解説します。核融合にはいくつかのアプローチがありますが、今回は磁場閉じ込め方式、そして第1世代といわれる重水素-三重水素(D-T)反応炉に話を絞ります。その他のアプローチについては、連載第3回で触れたいと思います。 超高温プラズマを閉じ込める磁場の容器 そもそも核融合炉で作られる1億℃の水素ガス(プラズマ)を金属の容器で閉じ込めることはできません。1億℃に耐えられる金属がないのは確かですが、それより数グラム(

    実際の核融合炉と発電の仕組み
  • 「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容

    島津製作所は、同社子会社の島津メディカルシステムズで行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。島津メディカルシステムズ熊営業所では、タイマーにより意図的に装置が故障したかのように見せかけ、保守部品を売るという不適切行為が行われていたことが2022年9月に発覚している。 島津製作所は2023年2月10日、同社子会社の島津メディカルシステムズ(以下、島津メディカル)で行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。 タイマーによりX線装置が壊れたように見せかける 島津製作所では内部通報を受け、2022年5月から社内調査を開始。2022年9月に外部調査委員会を設置し、調査を行ってきた。関係者へのヒアリングやデジタルフォレンジック調査の結果、7人の嫌疑濃厚者を特定し5件の医療機関に対する不正行為

    「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容
  • 機械学習活用のAIシステム運用に欠かせない「MLOps」とは何か

    東芝は2022年4月20日、同社のAI技術を紹介するセミナーの中で、企業が機械学習を用いたシステムを導入した後、同システムを継続的に改善していく「MLOps」について解説した。MLOpsの基礎知識から、実施する際の留意点などを解説した。 東芝は2022年4月20日、同社のAI人工知能技術を紹介するセミナーの中で、企業が機械学習を用いたシステムを導入した後、同システムを継続的に改善していく「MLOps」の基礎知識や、実践する際の留意点などについて解説した。 精度劣化などの対策を講じる MLOpsはビジネス、機械学習の専門家、システム開発担当者、システム運用担当者が一体のチームとなり、企業に導入した機械学習を採用したAIシステムの継続的な改善に取り組むことを指す。 AIシステムは精度低下が生じ得る。このためシステムの運用チームはAIシステム運用の傍ら、AIモデルの精度劣化が生じていないかな

    機械学習活用のAIシステム運用に欠かせない「MLOps」とは何か
  • AIにおける予測と解釈性を両立、説明可能AIの提供を開始

    電通国際情報サービスは、simMachinesが開発したAIソリューション「simMachines」の販売権を取得し、提供を開始した。従来は難しいとされてきた「予測」と「予測に至る解釈の提示」を可能にし、数千項目の変数を持つデータにも対応する。 電通国際情報サービス(ISID)は2018年6月26日、simMachinesが開発したAI人工知能)ソリューション「simMachines」の販売権を取得し、提供を開始した。 ディープラーニングなど、現在AIの主流である技術は、予測はできるが予測に至った根拠を示すことができず、公平性や透明性が求められる領域へは適用しにくかった。また、ディープラーニングや類似検索で用いるアルゴリズムは、データにひも付く変数が増加するにつれて十分な学習結果が得られにくくなる。 simMachinesは、世界的に注目されているXAI(説明可能AI)の1つで、「予測」

    AIにおける予測と解釈性を両立、説明可能AIの提供を開始
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