情報通信の世界では、あらゆるモノをインターネットにつなげようという「IoT」の技術が、製品開発や産業応用の中心となりつつある。そのIoT分野で6割以上の市場占有率を誇るのが、日本で生まれたコンピューター用基本ソフトウェア(OS=オペレーティングシステム)「トロン」だ。このトロンが、米国電気電子学会の標準規格として認定される手続きが進んでいる。順調に進めば、国産のOSが、「世界標準」になる。 IoT時代がやってきた IoTという言葉を最近よく目にしたり、聞いたりするという人は多いだろう。インターネット・オブ・シングスの略で、「モノのインターネット」と訳されることが多い。生活空間のあらゆるモノ、あらゆる場所に小さなコンピューターやセンサーを組み込み、ネットワークにつないで便利な情報化社会を目指そうという技術である。ひと昔前まで「ユビキタス・コンピューティング(ユビキタスはラテン語であまねく存在
東京急行電鉄とMAMORIOは11月11日、忘れ物の早期発見を目的に、11月15日から約6カ月間、東急線渋谷駅で落し物追跡タグを活用した忘れ物検索・通知サービスを試験導入すると発表した。 MAMORIOは、Bluetooth Low Energyを搭載した世界最小(35.5mm)の落し物追跡タグ「MAMORIO」と、それを活用した忘れ物通知サービスを展開している。今回の取り組みは、ベンチャー企業と東急グループの事業共創を目的とした「東急アクセラレートプログラム2015」にMAMORIOが応募していたことから実現した。 追跡タグを付けた所持品を紛失した際、MAMORIOが提供する「クラウドトラッキング機能」を利用することで、紛失物の位置情報が確認できる。これは、ほかのMAMORIOユーザーや、駅などの公共施設に設置されたMAMORIOアンテナがキャッチした追跡タグの信号から、紛失物の位置を特
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