所長サンの哲学的投資生活
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私はよくこのブログで、書評のような感想文のような、得体の知れないものを書いています。*1 そんな中で先日、内田樹の『村上春樹にご用心』を読んでいる途中で、書評に関して「おお、これだ!」と思う表現に出会いました。孫引きになりますが、ちょっと引用してみます。村上春樹の文章です。 筋をずらずらと書いてしまう書評って困ったものですね。とくに結末まで書いてしまうというのは問題があります。(……)一般論で言って、書評というのは人々の食欲をそそるものであるべきだと、僕は思うんです。たとえそれが否定的なものであったとしても、「ここまでひどく言われるのならどんなものだかちょっと読んでみよう」くらい思わせるものであってほしい。それが書評家の芸ではないでしょうか。 『少年カフカ』p,232*2 書評のゴールはどこにある? 私自身たいした書評が書けるわけではないので、「書評の書き方とは!」なんて教えられる身分では
ゲーム資料現物寄付 募集 ~ 立命館大学ゲーム研究センター に関連して、2ちゃんねる(2ch まとめブログ)を発端とした炎上騒動が起こっていました。 今回の炎上は、基本的には「言葉足らずで申し訳ありませんでした」という話に尽きる。 「ご寄付いただけるのは、感謝の限りです。」 「ただ、恐縮ながら、受け入れ側でも予算・マンパワーともに限界がありますので、その点は、どうかご理解願いたい」 「無断で着払いで送りつける…というのは、さすがに、ご勘弁願えれば…」 というニュアンスが十分に伝わりきらなかった。 それが、なぜ伝わりきらなかったといえば、立命館ゲーム研究センターの側としては「何かしらの枠組みを設けないと、これは対応しきれないぞ」という文脈がもともとあって、その感覚から書かれた文章が「ゲーム資料現物寄付 募集」だった。 ただ、ネット上ではじめて、この文章を目にする読者のほとんどは、もちろん、立
この記事は、「起業」一般について書いたものではない。 たとえば、ウェッブサービスで一攫千金を狙う若者、独立するとすれば何人もの人があとを追うようなカリスマ性のあるひと、そんな人を対象に書いてはいない。 対象は、僕のような普通の人間で、ある程度の期間サラリーマンをやって、どうしても事情があって辞めなければならなくなったひと、家族を抱えて独立に踏切り、絶対に失敗できないひと。自主退職に応じて辞めてはみたものの、就職がみつからない、自分で商売を始めるしかない・・・そんなひとを念頭においている。 このノウハウに、「起業」と書きたくない。 なんだか、「起業」というと、どこからかおカネをひっぱってきて、同志を集め、いちかばちかの冒険に出る、というイメージがつきまとう。 だけど、養うべき家族がいれば、いちかばちかの勝負に出ることなど、簡単にできるものではない。 僕も会社を辞めた当初、どこかで何度も読んだ
眼鏡、コンタクトレンズ販売の「ビジョンメガネ」、民事再生法の適用を申請 帝国データバンク 11月25日(月)15時54分配信 (株)ビジョン・ホールディングス(TDB企業コード580823665、資本金7800万円、神戸市中央区三宮町1-9-1、代表安東晃一氏)、および子会社の(株)ビジョンメガネ(TDB企業コード967607067、資本金1000万円、同所、同代表)の2社は、11月25日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全命令を受けた。 申請代理人は永沢徹弁護士(東京都中央区日本橋3-3-4、電話03-3273-1800)ほか10名。監督委員は福田大助弁護士(東京都港区虎ノ門4-3-1、電話03-5405-4080)。 (株)ビジョン・ホールディングスは、1976年(昭和51年)10月創業、79年(昭和54年)11月に法人改組したメガネ、コンタクトレンズの販売業者。同業者
2013-11-25 「自分を肯定する」ということ。 「他人に否定されても、自分で自分を肯定してあげられる」気持ちを「自己肯定感」と言います。 多分、はてなキーワードにリンクが貼られると思うのですが*1、当該項目の記述はどちらかと言えば「自尊心」に近いもので、自己肯定感とは微妙に異なった内容となっています*2。 自尊心と自己肯定感。この2つは非常に似ていて、相関関係があるケースも多いのですが、実際には少し違うものです。 今日は、この自己肯定感について思うことを書いていきます。 「自分を肯定すること」と「他人を否定すること」は違う この2つを混同している人が多いように思えるのですが、これらは必ずしもイコールの関係ではないということです。自分と他人は別の人間ですから、他人を否定することが自分を肯定することにつながるとは限りません。 むしろ、他人を否定してばかりいる人は、もとより(無意識レ
自分と年の近い女の子とご飯食べに行った。 「友達」の話になった。 この年になると友達なんて自分の所属するコミュニティ以外ではなかなかできない、地元には友達がいたけど段々疎遠になってほとんどいなくなっちゃったって、だからと言って寂しいとかつまらないとかそういう訳ではない。 要するにただの世間話。 実は自分も地元に友達なんてもういない。帰省しても会うことなんてない。だから彼女の気持ちはよく分かる。年に一度会うか会わないかの学生の時の、友達と自信を持って呼べる友達ならそれなりにいる。残念ながら全国に散らばってしまって誰かの結婚式でも開かれない限りは一堂に会うことなんてないけど。 でもたまに、本当に稀に、地元にも学生のときでも、今まで生きてきて所属してきたコミュニティ全ての友達と未だに繋がりがあるという意味で、やたら友達が多い人がいる。それを見て、凄いとは思うけど羨ましいとまでは思わない。 冒頭の
重症の中耳炎で低下した聴力を細胞シートを使って改善させる臨床研究を、慈恵医大の小島博己教授(耳科学)らが来年1月をめどに始める。 鼻の細胞を採ってシートを作り、耳に移植する世界初の再生医療という。 対象は、中耳周辺の骨が徐々に溶ける「真珠腫性中耳炎」と、鼓膜が中耳の壁に張り付く「癒着性中耳炎」の患者。どちらも重症な場合に、患部を除去する手術を行う。だが、手術をしても鼓膜の張りに関わる粘膜が取り去られるため、聴力が戻らないことが多い。中耳炎を再発することもある。 研究チームは、耳の粘膜の細胞に特性が近い、鼻の粘膜の細胞に着目。患者の鼻から1センチ四方の粘膜を取り、1か月弱でシート状に培養、患部を取り除いた場所に移植する臨床研究を計画した。鼻の粘膜が耳の粘膜に代わる働きをすると期待される。
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